共創による新規事業へのアプローチ

新しいことを為す。その言葉自体は魅力だが、それで成功するとなると大変難しい。競合相手がひしめくなかで、競争優位性を保った状態で、一歩も二歩も先んじる必要がある。経営者層が、そもそも新しいことを始めたいと思ったとき、誰と組むと良いのかを理解したい。上下の意思がかみ合わっていないと、現場担当者には、そんなことよりも、目先の業務をしっかりやれと鉄拳がぐだされ、しゅんとなってしまう可能性だってある。ただ、変化のはやい時代にあって、この変化に適合し、自ら変化させられる会社だけが生き残れると思えば、新しい事業が難しいからという理由だけで、新しいことへの挑戦をやめてしまうわけにもいかないはずである。弊社、ブロードバンドジャパンは、この10数年ネットを中心にしたコンサルやシステム構築のお手伝いをしてきたが、新たに事業を作りだすというところでのお手伝いを本格的に対応していけないだろうかと考えている。外部のパートナと一緒になるということは、なぜ外部の方と緊密に連携する必要がある。そもそも、誰とどのように繋がっていければよいのかを明らかにしていく必要ある。また人との繋がるということは、代わって信頼を獲得しておくなど、泥臭い部分もある。一方で、外にいる者だからこそ、お伝えできる部分も含めて、新しい風が吹くということは良いと思う。世の中には、業種別にコンサルタントは、あまたいるが、自分らが所属する業態の上手な例を学びとるだけにとどまらず、業種を超えた新しい目線で、会社経営を支える話し手として経営者の視点にたちながら、ともにプロジェクトを進め、継続的に会社に新しい流れを作りだせるようにすることができないだろうかと考えている。まさに、これは共創モデルであり、それこそが、いまの閉塞した様々な課題を抱えた日本に、有効に働くのではないかと思っている。

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