ゴジラを観てきた

2週続けてのTOHO映画祭りである。バルスw。東宝の最初マークは古めかしていただけない。あの東宝と書かれた文字の周りにキラキラと光る電飾光線は、もう少しなんとかならないものか。昭和を彷彿させる戦術か。今回は始まる前振りに10分と、開始後15分が広告に割かれていた。この前振り時間に25分もかけるというのはいかがなものか。この広告の最中にTOHOアプリをDLせよという指示があったので早速DLしてみた。300円のインセンティブつきだw。このアプリから席を変えるとのことだが、チケット発行なしで入れるのか、次回試してみたいと思う。

[browser-shot url=”http://www.shin-godzilla.jp/index.html” width=”400″ height=”300″ alt=”シンゴジラ”]シンゴジラ[/browser-shot]

前振りはこのくらいにして、中身はどうであったか。進化前ゴジラ。どこかで見たなあと思って、ウルトラマンに出ていた、赤土地底怪獣マドラーに似ているなと。進化後のゴジラの放つ光線は、バックルビームにも似た感じだ。どうしても、ウルトラマンシリーズと、かぶってしまう。いまの時代に合致しているのは、いまも影響があるかもしれない大量放射線をテーマに含めていることだ。巨大ゴジラは、なんと、原子力発電所が身体のなかに動力原を持っているとのこと。人が不法投棄した放射性廃棄物を食べた結果、複雑な遺伝子により作り上げているという。なんとも、ばかばかしいと一笑してしまうのは、理系だからか。合理的でないものを、冷めて見てしまうのは、理系の悪い癖だ。最後は、福島第一原発で使われた長ノズルをもった放水車が現れて、ゴジラの口から冷凍材を流し込む。最後はあえなく凝固するわけで、一見落着になる。

日本の関係各所に根回しをよくぞここまでやったなあという点にはびっくりしております。撮影秘話を語れば、きっとたくさんでてきそうです。ここまでの完成度を高めるには、監督の方も、さぞかしたいへんだったろうと思います。特撮・CG/VFXの会社もたくさん協力していました。日本の映画もまだまだ頑張れますね。映画界・制作サイドの皆さま、引き続き愉しい作品をお作りください、映画を愛するものとして引き続き映画館には足しげく通わせていただきますので。

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