2013年、景気は良くなりますよね、期待。

4月4日に異次元の金融緩和が発表されて、お金をじゃぶじゃぶ流しますと景気がよくなる話をされ、株価が釣られて猛烈な上昇(日経平均15942円)を見せた後、5月23日に日経平均で-7%落下した。6月13日に日経平均は、12415円まで下落した。陰線7、8本の下げが見られたわけで、これはひと下げあったと見るべきであろう。

アメリカの超緩和策(QE3)も、そろそろ落ち着きを見せて、米国の景気が底入れ兆候が出てくると、緩和策の必要性がしぼんでくる。さらに、出口戦略が語られだすと、そこは円高になり、日本の株価も下げる。

過去20年の超デフレから脱却するために、さらにお金の供給量をどんどん増やして、市中にもお金を増やして行く作戦を取るとのことだが、この20年少なくとも緩和策を取ってもデフレ化は進んだ。さらに、資金供給量を倍増して、しかも出口戦略はあとから考えるとのことで、先が見えない、答えがなきままに突き進んでいる。

6月14日の成長戦略のなかで、国民所得を10年で150万円上げると主張された。映像の3分34秒付近の図。1990年から2013年の23年間所得は増えていません。さらに2008年リーマンショック移行5年間はさらに下がっている。(今の大学生以下は、産まれてからこのかた、ずっとこの感じの日本で育ってきたことになる。)

国民総所得の推移

国民総所得の推移

1980年代の伸びと同じだけを今後10年で実現するという訳ですから、成長戦略に大きく期待をするところですが、、、、

ただ、成長戦略は、ずーとこのかた毎年出て来たのですがねえ。日本は、何が変わらないのでしょうか。そこをずばり、刺していってもらわないと、小市民としてその何を思っています。

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