ミルグラムの6次の隔たりから

ネットのマーケティングが分からずして、ITによる集客ご支援は語ることはできません。ITによる売り上げ支援には、ICTマーケティングこそが必須なのだと思っています。その昔、もう10年以上も前になる富士通にいたころは一介の技術者であったので、マーケティングのマの字も意識することがなかったが、お客様をご支援するという立場になってからは、この意識をおおきく変えざるをえなかった。ウェブサイトは広告であり集客装置、マーケティングツールと理解してからは、どうマーケティングに活かせるのかが、自分のなかで外すことができないテーマの1つになった。

2006年頃にmixiができて友達申請により、赤色文字が毎日表示されることに、愉しみを覚えた。見ず知らずの人と簡単につながることを理解をして、マーケティングツールとして使えないかと躍起になり始めた頃だ。同時期、同窓生と繋がるという触れ込みのGREEもまだまだ登録者も多くなかった。あれからまだ10年も経過していないが、その後、つぎつぎとあらわれるSNSに登録することを繰り返している。Facebookで顔を出すことが自然に行われることになったのも、日本人として意義深いことだった。それまでは、2chをはじめネットの世界は匿名で投稿するものだという印象があったが、その反対に名前を語り、顔を出して日々の出来事を語ることを認め合ったことは大きな出来事であったと思う。この事実から、恥の文化とか目立たない美徳感とかの古い刷り込みは消えてしまったと感じた。

以前分析したのだが、だいたいSNSで一人あたりのお友達数は平均すると150名程度であった。実際は、数十名のお友達と思っている人同士のあいだ、日々の他愛もない情報を交換しあっている世界であり、これをメディアと呼ぶには全く程遠い世界である。数十名であっても、そのなかで繰り広げられる世界は、そのグループ内ではとても重要で濃密な内容で、この分析から何かの予測に使えないかと思った。

オバマ大統領に手紙を届けるのに、一体何人のひとを経由すれば届くのかという実験を行った心理学者(ミルグラムの6次の隔たり)がいます。6人を経由すれば届けられるという内容です。SNS上ではもっと近くなり、4.74人という数字が出ています。友達^4~5は皆友達という世界観を知ることで、さらにITを活用したマーケティング応用への意識が強くなった。

マスメディアの視聴率1%は約100万人です。倍返しの半沢の視聴率は30%なので、1時間あたり3000万人に届けられるツールと比べてどうだろう。短時間に認知させるにはテレビほど強いメディアは存在しない。SNSでは当分勝ち目はない。費用対効果でみれば、0.数円だろう。マス広告費の下がり具合を喧伝するITマーケ担当も、ネットの中ではそれなりに目立つが全体枠でみればまだまだであることは分かって自身を喧伝していると思って良い。日々お客様から問合せや依頼につながれば、中小企業でのSNS活用は十分に意味がある。私たちは、そのためのご支援をさせて頂いている。

毎日の情報交換として日々使われるSNS、このSNSとメディアの中間が現在存在しておらず、この領域を上手く埋められるツールとしてのITが表れると、様々な課題が解決されるように思います。SNS側がさらなる成長を遂げるのか、まったく新領域の分野が切り拓かれるのか、マスメディア側から違ったアプローチがなされるのか、いずれにしても、マーケティング(集客・広告)の領域はとても面白い分野であり、集客プラットフォームを提供できる会社が大きな成長を遂げる。言うは易し、行うは難し。

 


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