最近、車に乗らなくなったけど

最近、自家用車に乗る機会がめっぽう少なくなってしまった。いまはトヨタのエスティマに乗っているのだが、今年を振り返ってみても、数えるほどしか乗って無い気がする。2年前は父母の体調不良も相まって、深夜実家まで車で飛ばしてなんとか駆けつけてといった必要性がたしかに存在していた。

いまは駐車代、ガソリン代、車両保険、損害保険、車検代を合算すると、年間60万を車の維持のために支払っている計算である。月5万円を高いと見るか、安いとみるか。

タクシーを仮に自宅まで呼んで、ワンメーター移動ならば1000円もかからないだろう。これだと、50回乗ることができるので、毎日2回タクシーに乗っても、まだお釣りが来るわけだ。

自動車メーカは、高くなるガソリン代金をいかに抑えられるかの開発競争に、心血を注ぎ込む。リッター60キロ走るというプリウス(私のエスティマは8キロ程度)をはじめ、自動車メーカは燃費競争にちからをいれている。走る必要性がある人からすると、そうだプリウスにしようと、乗り換える意義が見つかるのだが、乗らないひとからすると、なにも響かないものだ。

東京近郊では交通機関が発達しているので、自家用車を有することが、お得になるケースというのは、意外にも小さいのかもしれないと思う。経済合理性からすると、もう矛盾してきているので、自家用車を有するメリット・利点をもっと違った視点からみると、優位性があるのかもしれない。

自動車にあまり乗らない人が、楽しめてついつい自動車にのってしまう仕掛けというものはできないだろうかと思う。

たとえば、スマホと連動する自動車はなぜ、存在しないのだろうか。過去に乗車記録とか、燃費記録がデータベース化されていて、走行記録と連動していて、ガソリンスタンドのクーポンと連動するとかね。あまり走っていないならば、車検を2年から3年に伸びるのもありとかね。自宅の太陽光パネルから電力供給とか、走る能力のたかまる自動車から、自動車情報と連動するソーシャルメディアがあっても悪くない。

そろそろ、大切に乗ってきたプリウス君を、どうしたものかと考える時期にきたのかと、この週末に考えている。

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