アベノミクスは一息中!?

2012年11月から始まったアベノミクス、2013年の大きな株価上昇を遂げ、2013年4月から始まった日銀とのタッグ組み。しかし、2014年頭から株価は下がっています。16000円から14000円まで急落して、14000-15000円の揉み合っています。4月から消費税+8%を受けて、消費はここでガクンと落ち込むので、その落ち込みを株価は先を見越して落ちていたのでしょうか。株価は半年、1年先を読むというし。

yahooに経済指標の比較が出ていたので、お借りします。
2013/3     2014/3
GDP          0.1%       0.7%
日経平均     12,468円    14,462円
為替         95.48円    101.57円
長期金利      0.595%     0.605%
CPI           -0.3%      1.3%
失業率         4.3%       3.7%
マネタリ-ベース 131.3兆円  206.4兆円
銀行貸出       1.8%        2.4%

宣言されていた通り毎月7兆円ペースで供給されているのだと思います。米国は先にテーパリングが伝わると、新興国からの資金巻取りが懸念されるという事態も伝わってきていますが、日本は資金巻取りなんて何処吹く風という感じです。とにかく、25年続いた日本経済をデフレから脱却させる、日本経済の成長させるという気持ちは伝わってきます。消費者物価指数(CPI)のマイナスから1.3%まで上がってきました。軽いインフレが一番心地いいんだという言葉を信じて、2.0%らしいので、あと1年程度で届きそうな印象です。しかし、給与はこのインフレ率を上回るだけの上昇は描けるものでしょうか。消費税が+3%も上昇します。

合計で5%ならば、年間410万(2013年平均給与)の方ならば21万も税金が増える計算です。そこで、給与が431万円になるとしたら、今の生活水準をこの世代はキープできる計算です。

世界企業トヨタでも月1万円、電機業界は月2千円のアップということを前提にすると、いまの生活水準をキープできる状態ではなくて、私達の生活は、増税の前に圧迫を受けるという状態に見て取れます。平均年収410万円の方には、毎月1.8万円アップしますと言えれば良いはずですが、いまの経済環境でこの2万円近いお金をどうやって捻出するのかということなんだろうと思います。電機業界の月2千円アップを見ると、まったくアベノミクスの恩恵を感じていないのでしょうね。

いずれにしても、脱デフレと日本経済の成長という路線になんとか近づいていってもらいたいと願うばかりです。

頑張れ日本!

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