衛生写真を見るグーグルアース google earth 

衛星写真を見るグーグルアース(google earth)というソフトウエアがある。天空から地形をのぞき込む感じがする。いろいろな場所を空から眺めてみると、その場所にいかなくても、現地に行った気分になるという優れものである。人の生活が手に取るように分かる。住所が分かると、どんな生活をしているのかまで推測すらできてしまうのである。事業への応用を考えていて、設置された太陽光パネルを、このソフトを使って見つけだすというものである。できることなら、太陽光パネルマッチングエンジンを開発してもらって、日本全国の太陽光パネル設置場所のリストを手にできないものかと妄想している。

エボラとの戦い

西アフリカではじまったエボラ出血熱との戦いが続いている。wikipeia の感染者数が、対数グラフで表現されているのが恐ろしさを覚える。

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WHOは12月1日までに亡くなったかたの70%を埋葬し、感染者の70%を管理することを掲げているようである。突然現れた、この脅威を克服してもらいたいと願う。

Oculus Rift が面白い

毎月のマーケティング協会の定例会に参加をしてきた。御茶ノ水のデジハリの三淵先生によるOculus Riftのデモを紹介してもらった。両目を塞ぎ、人工的に創り出された映像にはまる仕組みであるが、その没入感がなんとも面白い。デモは、仮想的な部屋を移動するものと、ジェットコースターに乗ったときの2つ体験。参加者同士でワーワーといいながら体験。新しいUXとして来年あたりコンテンツがいろいろと出て来る予感。コンテンツを購入するプラットフォームを提供してみたい。

ゲーマデモ:https://www.youtube.com/watch?v=jNgKm8AfWhY

ジェットコースタ:https://www.youtube.com/watch?v=_nHvPopqYkA

オーロラを見るデモ:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1410/16/news031.html

装置について:http://www.buildinsider.net/small/oculusrift/01

ピーターティールのゼロツーワン(zero to one Peter Thiel)を読みました

久しぶりに感動を覚えた書であったといえる。小さくまとまりがちな日本で、視点、目線が上にぐぐっと持ち上がっていて、感動した書であった。

採用面接で『賛成する人がほとんどいない、大切な真実は何だろう』

世の中のほとんどの人はXを信じているが、真実はXの逆であるというのが答えの形式だという。未来は今の世界がもとにはなっているが、未来は今の世界とは違うという認識を持てるかどうか。視点を未来に近づけるほど、こたえが良いものになるという、興味深い視点と思う。短期の業績、毎月の数字・成績がどうだったばかりに追いかけられる私たちからすると、少し間をおいて考えてみよという内容である。

ITの進化以外での技術進歩はないともいう。技術的には停滞していると彼は観ているのだと感じられた。スタートアップ思考を持つということ。新しい考え方ができること、小人数ならば俊敏に動けること、考える猶予を持てることが大きな利点であるともいう。

従来の考えを方を疑い、ビジネスをゼロから考えなおすこと。

今の彼(イケてる46歳)の頭のなかを表現している示唆に富んだ1冊でした。

ちょうどこの本を読み終えた昨夜、ノーベル物理学賞に青色ダイオード開発者の中村さんが選ばれたという発表があった。中村さんも、0から1を作り上げた人だ。ばらくいろいろな番組で中村さんのコメントや意見が、取り上げられるだろうし、日本で、どうしたら1を生み出せるのかを考えるきっかけともなりそうな気がする、楽しみにしたい。

 

年とともに味覚は変わるのか

年齢とともに食べたいもの、呑みたいものが変わってくるように思う。子供のころにあんなに苦いと思っていた、ビールがいつのまにか、美味しいと感じるようになる。まずいからおいしいに変わるのは、脳内細胞がなにをとらえているのだろうと思う。20歳代ではワインが美味しいと思うことはなかったが、いまはワインが美味しいと思うし、和食には日本酒が欠かすことができなくなっている。ここ神田には三州屋という大衆和食料理店があるのだが、いつ行っても満員である。とくに土曜日の夜なんぞは、カウンターがすべて年配ご夫婦で埋まっていたりするのを目の当たりにすると、美味くて安い料理をみなさんよくご存じでと思う。ここを教えてもらったのは、うちのスタッフだったが、彼のおじさんも吉祥寺?遠くから通ってくるらしい。これからどう味覚が代わっていくのかが楽しみであるが、どうも三州屋の和食が美味しいと思い始めているのをみると、もう変わらないところまできたのかもしれない。