ストレス・睡眠サービスの可能性

9月に入り、2018年も後半戦に突入です。
これから、新事業に形にしていけたらと試行している内容について、説明をしてみたい。

水野裕識(みずのひろのり)です。

前回ブログで、著書”データの見えざる手”を著された矢野和男さんの仕事、センサーから人の幸福(ハピネス)に迫るお話を紹介させていただいた。
わたしも、ここ何年も、生体信号に興味を持ち、数多くのセンサーデバイスを使って、自分の生体信号の測定を繰り返してきた。

apple, fitbit社を始めとしたアクティブトラッカーは数多く世のなかに出回っている。
しかし、腕輪デバイスは、身体拘束を伴うもので、普段使いとするには、まだ壁があるなと理解している。

そこで、非接触型デバイスの可能性を探ってきた活動のなかで、素晴らしいセンサーに巡り合うことができた。

その内容について、軽くご紹介したい。
そのセンサーは、薄い薄膜のシートの形状をしており、座る・寝るだけで、心拍数と、呼吸数を、リアルタイムに測定できる。

この図は、私自身の測定結果である。ただ座り、ただ寝るだけで、このように綺麗な波形を取り出すことができている。

具体的に、何をどのように行うかについては、様々な会社と協議中であり、
こうした日々過ごす、生体データを活用して、未病サービス、見守りなど様々なサービス応用を図ろうとしている。

身体拘束は必要ない。ただ座るだけ、寝ているだけで、身体の内側の状態を見えるかができるようになってきた。
これを活用して、素晴らしいサービスに展開していけるように、願ってやまない。

総務省異能ベーションのプレゼン

3/4-5日と、総務省の異能ベーションでプレゼンをさせて頂きました。

http://www.inno.go.jp/

総務省のおおくの皆さまの働きかけがあって行われる新しい形のプロジェクトであり、その大変さを少しでも分かるとともに、福田事務局長とも個別にお話ができまして、本プロジェクトの意義や趣旨を少しでも理解することが必要だと感じました。お話する機会を与えてくださり、心より御礼申し上げます。

私の発表は、べスポ(ベストなショットが撮れるポストの略)を世界中に立てて、素晴らしい景観の前で自動撮影を行って、それぞれのスマホで写真を観る、印刷するというストーリです。IoTの活用、観光立国、ふるさと創生のキーワードを盛り込み、ビジネスモデルも含んだ内容としております。資料はご連絡下されば、送らせて頂きます。

高市早苗総務大臣にご説明ができました。また、伊藤達也(衆議院議員)様にも同様のお話をさせて頂くことができました。

高市早苗総務大臣にべスポを説明する

高市早苗総務大臣にべスポを説明する

伊藤達也議員にご説明いたしました。

伊藤達也議員にご説明いたしました。

たいへん有意義で、貴重な時間であり、みなさまと愉しく過ごすことができた2日間でした、本当に有難うございました。

新事業を立ち上げるには 5

新事業の立上げには、あたりまえだが、先行投資が必要となる。その資金をどこから調達するか。研究開発という先に出ていく資金を賄うことは、一般には中小企業では難しいと思われる。利益が出ている範囲内で、立ち上げる能力を持ったひとを割り当てるのだろうが、その人の人件費と研究開発経費は、会社負担そのものである。だから、利益がない会社の新事業の立ち上げは困難なものとなる。

かりに、銀行からの借り入れで賄うとしても、かならず返済しなければならない資金であるため、経営者として、そのまま進めることが良いかどうかを、躊躇する。新事業は成功するかどうかも分からないのだから。かならず、あるいはほぼ成功するに違いないという場合に限り、それも小さく産み落とすように工夫しながら、マーケットとの対話、市場における他社の状況を、鑑みながら進めるよりない。

ならばどうするか。ある程度の投資ができる会社と一緒に対応することだ。できる限り、双方の負担を小さくしながら、成功に向かうような動き方をとることで、確率は大きく高まるだろう。一般には、提携などない会社と、はたして協業ができるだろうかと考える古い考えも、まだまだ根強く残っている日本社会ではある。(日本人同士がせこくまとまってどうするよ)

中小企業の新規事業の戦略としては、はじめからマーケットと対話ができる、ある規模以上の会社と組んだほうが良いだろう。その規模の会社からすると、中小企業と組むことは、決断するスピードを早めることになり、立ち上げるスピードが上がってくる、さらに、次々と起こる課題にたいして、小刻みに合わせられるようになるだろう。手元でおきる小さな課題を、次々とつぶしながら、前に前に進めていけるようになり、結果としてマーケットとの対話であったり、市場に現れる製品群との比較によって、競争優位な立ち位置に立つことができる。結果として、成功確率が高まると予想できる。

新事業を立ち上げるには 4

新規事業の立ち上げ話が続いているが、最近急に動きが出ているシェアサービスについて考えてみたい。①モノを買うまでのコスト(発見、検討、移動して確認する、決断する)、②モノを買ってから所有するコスト(場所を有し、保守備品の調達)、③その間にそれらに関与した自分自身のコスト全てが、そのモノに関して自分が投資したコストと考えられる。

最近のシェアサービスが盛になりつつあるが、このシェアサービスは①②のコストの低減をすることに人々が気が付き始めたといえる。200万円の自動車を考えてみよう。①はまあだいたい察しが付くと思うが、②について、駐車代、車両点検、損害保険、ガソリン代、高速代などなどを考えると、年間50万ー70万ほどのコストを支払うことになる。月に換算すれば、4-6万、中間値で5万円。タクシーワンメータ、68回相当。毎日2回、ワンメータタクシーを乗る計算となる。

仮にこれが車を皆で共有するシェアサービスになったらどうだろう。隣人の車を、スマホから予約して借りられるとしたら。急成長をするAirBnBが提供する宿泊先はホテルではない。行く先にある民家を、1泊数千円で借りられるサービスである。日本初のAirClosetサービスは、その名前が示す通り、月額6800円で何着(プロのスタイリストが選定)でも自宅に洋服を届けてくれるサービスである。メルカリというサービスは、使わなくなった商品をスマホで写真とコメントをつけて登録すれば、すぐさま買い手が見つかるという①②を下げるサービスである。

まさに、最近皆が気が付き始めたのは、『共有資産という考えをもとに、広く使い廻そう』ということだと思う。自社のサービスを作って、作って、売るというサイクルから、共有資産になるにはどうしたらいいのだろう、長く使って貰えるサービスとしてサービス料金として利用料を獲得するにはどうしたらいいかという考えも、今後の新事業には、必要になると思われます。

新事業を立ち上げるには 3

少子高齢化の急速に進む日本では、新事業立ち上げが求められている。右下がりの成長しない日本モデルのなかで、今後5年、10年生き残るには、新しい産業を興すことが必要だ。成功モデルは、新興国にすぐさま真似をされる。コモディティ・ハードウエアが典型的で、価格があれよあれよと下がって、損益分岐をあっという間に下回る。これを日本人は痛いほど理解をさせられた20年だったのではないかと思う。新しい価値観に基づいたハードを文化として理解されないので、しんに受け入れらるまでに、時間と労力を要することはわかるが、それから逃げていては、新しい価値を創り出せない。

安心と安全を徹底してきた日本には本物の技術力がある。これの活かす先を見つからないのではなくて、どこに活路があるか見つけようとする鋭い眼が必要だと思う。おそらく、業種・業態のはざまに、その新しい眼が、育ちたいといまかいまかと待っていると思う。業種・業態の掛け算のなかに、ビジネスチャンスがあるわけであるが、ハードウエア、ITソフトウエアを使うことで、業種・業態を橋渡し役を実現することができる、もってこいの商品である。

ビジネスチャンスがどこにあるのか、業種業態のどこにそのチャンスが潜んでいるかを、わたしたちも、日々必死に探し回っている。技術の活かし方に商機ありということだが、それを時間軸を伴ったストーリとして提供できるかどうか。社会の規模が拡大し、グローバルになるほど、ひとの価値観は多様化するほど、それぞの気持ちや意識を包括して考えることが必要となる。結果として大きく勝つためには、このグランドデザイン・ストーリをどれだけ描くことができるかということなのだろう。