すべてのデータは外部のクラウドへ

お盆休みです。温暖化の影響か、台風が巨大化して、直接通過するところ以外にも、爪痕を残しているのは、最近の特徴ですね。

さて、世の中、クラウド化が進んでいます。私たちの会社でも、社内にサーバを置かなくなりました。 当社が管理する外部保管をしているサーバ台数だけでも、かなりの台数に及んでいると思います。

何が心配か、不安化といいますと、

1.電源周りの不安定さ

2.事務所室内の温度上昇から不安

3.埃が堆積することから定期点検からの解放

4.ファンがうるさい

5.サーバ買うほうが、コストが高い

6.データが外部に置くという心理的不安

1番:UPSを入れるも瞬断停電程度しか対応できない。 昨今の暴風雨による都心での停電を見ていると、いつなんどき数時間あるいは半日程度の停電が起きるかわかりませんね。

2番:24時間監視のインテリジェントビルなら、この不安はなさそうですが、中小企業が入る事務所ではしっかりとした空調監視がビル全体で行われているところは少ないかもしれません。 3番:ランニングをしていればどうしても計算機の中に埃が堆積します。ファンの関係から埃だまりができて、そこに梅雨の時期の湿った空気が入り込むとやっかいです。ショートを起こす可能性がゼロではないので、不安になりますね。最悪壊れます。

4番:2番とも絡むのですが、ボードについた温度センサーがある一定値を超えるとファンが回り始めます。これが意外にも煩いものです。

5番:クラウドサーバは、アクセスされる負荷にもよりますが、安いものは数千円から数万円で購入できます。 ざっと100万円(UPS込として)のサーバが1万円で借りられるとすると、8年もの間最新のクラウドサーバが利用できます。 仮に数年でサービスが撤退してしまったとしても、購入するよりも借りたほうが圧倒的にお得ですね。 (資産とすると償却しなければならず、クラウド費は変動費で処理できるので経理上もそのほうがよいのではないですか これは経営者や総務担当には当たり前の認識だと思います)

6番:クラウドにデータを預けられない理由が意外にも社内にデータがおいてあったほうが安心と仰る方がいます。 どうしてそう思われますかと尋ねると、そりゃ訳の分からない場所に置くより、ここにおいてあったほうがいいとおっしゃる。 訳が分からないのは、あなたの方ですが・・・とずばり言いたい気持ちをぐっと堪えつつ、お話を伺うようにしています。 (この文化にも似た感情を突破していただくには、まだ時間が必要となりそうです) え、まだ社内にサーバを置いてんですか、社内にはハード設備は持たないのが当たり前ですねという時代にならないかと思います。

ちなみに、グーグルドライブの利用料、1TBは月千円ですね。ウィンドウズのデスクトップにもフォルダーとして現れたり、共同利用も可能です。https://support.google.com/drive/answer/2375123?hl=ja

サーバ、データも、水道哲学にそう方向に進んでいるようですが、すぐに変わるとは思えませんが、それでも社内にデータを置いておきますか?

情報システムの最適化・見直し相談にのっています。

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