新年おめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

2017年になりました。年々、時間の流れが速くなる気がします。体内時計のクロックが少しずつ上がっているのでしょうか?

ここブログは、いろいろなことを考えるきっかけを与えてくれる場です。

昨年1年間で毎月2回くらい、毎回、自分の気持ちを吐露する場として利用しています。

書きすぎも良くないし、滞りすぎないようにも、注意をしています。ブログを表わす人には、それぞれの自分としてのペースがあるのだと思います。発想がないときに書こうとしても、うまく書き表せないし、もやもやとした気持ちがあっても、すぐにきちんとした文章にもならないとも思います。

ただ、少しでも何かお役に立つような情報を1つでも提供できると良いとは思っています。

年末は、仕事の重圧から、気持ちが解かれたのか、風邪でダウンをしてしまいました。風邪(インフルではない)なんて、ここしばらく引いたこともなかったので、心と体のバランスを崩してしまったのかもしれません。

昨年は、それまでのさまざまなシステム開発(わたしはほぼプロマネ)は続けながら、大手企業へののコンサルティングを行わせていただき、大手企業の新事業の立ち上げ支援を行ってきました。皆様とお話をさせていただくなか、少しでもそのプロジェクトが前に進めていただけるよう、これはそのプロジェクトにあったほうがいいはずだと思える内容をお伝えし、お仲間の輪を拡げることに務めました。大企業で働かれる皆さんは能力が高いので、それ内容に見合ったサービス内容にするために、私も気を抜くわけにはいかないというところです、わたしも情報をかき集める能力を落とすわけにはいきません。

ドラッガーの書籍(1966年経営者の条件)にもありますように、なすべきことをなすという意味において、とくに組織の中で成果をあげるために、内部と外部が影響しあうことで、新しい成果が生み出されるという文章に従って、自らを律して行動を行うことだと思っております。知識サービス産業における情報は、別の誰かに生かされてこそ、真の意味を持つということ、つまりある専門家の有用な情報は、その出力を、別の専門家の入力にならなければ意味をなさないのです。出力するほうは、別の違った分野の専門家の入力とするために、違う分野の専門用語に置き換える能力が必要とあります。

30数年、IT分野にどっぷりとつかってきましたが、30代半ばより、IT×別領域というこの”別領域”という分野を広く役立たせるために活動領域を広げてきました。ITそれ単体では目的ではないと考えられるようになり、それは道具・ツールであって、それだけでことをなすものでもないと思っています。それだけITが社会に与える影響が大きすぎるくらいに大きいということなのだとおもいます。だから、社会にどうITを活かすかのセンスが必要となります。環境領域をどこまで広げられるのか、その範囲をできる限り大きくとらえることができるか、リフレーミングの連続であると思います。

リフレーミング、好きな言葉の1つ。私の、そしてあなたのフレーミングの世界は、ある条件になると、突然崩壊する。わたしはそんな条件なんてくるはずもないと思っているし、そもそも気が付いていない。崩壊しないように、そうならないように大切に保護する。まさに、痛みを感じたくないから。しかし、現実は、無残です。わたしの、あなたの感情なんて、誰も気にも留めないかのように、目の前で打ちのめされます、まさに、経営そのものです。

昨年のブログを読み返して思うこととして、”変化のスピードがあがっている”という点は、気がかりです。変化の加速は、人が想う以上にあがっているのではないかと思うのです。ひとの脳や身体は、急激に変化することはなく、普通に暮らしていると、気が付かないと思います。機械学習(AI)などの分野における成果、ある事象が突然現れたかのようにさらに増えだしました。計算機は、学習が進むほど、人がなす行動スピードよりも、はるかに上手に、確実にはやく実行できるようになります。電話で話をしていたお相手は、人でなく計算機である時代はもう来ています。計算機に騙される時代になってきているということです。

昨年は、新事業への種まき準備が機会を与えられました。べスポ(ベストショットポスト)の略です。観光地に撮影ポストを置いて、遠くのカメラからベストショットを取ってもらえるサービスです。2014年夏にアイデアを発案いたしました。事業のポイントは、あなたの電子マネーで1回いくらで支払ったのち、撮影がはじまるところです。初期投資に対する費用回収モデルの説明が入っており、何年後には自治体の売り上げにもつながる可能性があるモデルとして提示できたことに意味があると思っています。2020年のオリンピック、インバウンド旅行者4000万人も、追い風となることでしょう。ちなにみ、私はこのべスポの商標、サービス技術の知財の権利を有しておりますので、その点、ご理解をお願いします。

さて、昨年も多くの皆様のお力添えがあり、たいへんよい経験をさせていただきました。

心より感謝申し上げます。

今年も、引き続き、皆様とこの時代をともに、お仕事をさせてもらえましたら幸いです。

最後に今年1年をとおして、みなさまのご健勝とご繁栄を心よりお祈りいたします。

本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

水野裕識

2016年末の神田明神へのお礼参り

 

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