2013年夏の日に、なぜか北極海を考えてみたが、どんどん氷が無くなることを気付かされる。

猛暑 お見舞い申し上げます。暑いですね。

涼しい話と思っておりましたが、この図を見ていると、涼しさも、しぼんで小さくなってしまいそうです。北極海の氷、だいぶ小さくなっています。ロシアの上の海域は、ぽっかりと空いています。

北極海2012年9月 jaxa HPから引用させて頂きます。

北極海の海氷面積 観測史上最小記録を更新 from jaxaHP

北極海の海氷面積 観測史上最小記録を更新 from jaxaHP

北極海の氷は、文字通りの氷であり、南極大陸とは異なり、溶けて無くなる可能性があるということで、注目を集めています。温暖化が加速している結果とも言われていますが、その融解スピードは速すぎることもあり、なにが原因でそうなっているかの説明ができないようです。

この小さくなる氷床とは別に、大きくなる北極海の資源を求めて、競争が加速されています。この資源をどの国が扱えるのか、協議が始まっています。この春にも、首相が露を訪問をして、天然ガスを含めた資源の扱いについて、外交を進めています。

中東諸国から運びだされる石油は、スエズ運河を経由して日本まで運ばれています。スエズ運河の航路には、米軍が多大な支出をして、安全を護っていますが、アメリカもシェールガスが算出されて、石油を買う必要がなくなれば、スエズ運河への巨大支出を抑える方向に向かうとも考えられます。

北極海ルートは、航路経路も短くなるし、スエズ運河を経由するよりも、露とアラスカのベーリング海峡を通った航路が安全ということであれば、この北極海経由したオイルやガスが届けられるようになり、日本の経済にとっても良い向きであると感じますね。

外務省や商社、オイルメジャーの皆さんの活躍によって、安い資源が長期にわたって、買い付けられ、安定した輸入になればと思います。資源価格が高騰し、原材料が上がっていく方向での悪いインフレにだけにはなりませんようにと、一国民として願っております。

 

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