参加してきた:ドコモ・ヘルスケアのプラットフォーム「WM(わたしムーヴ)」を使って健康ガジェットを作ろう!

連休明けの週末、秋葉原DMM.Makeにて、ハッカソンに参加してきました。

電子工作部告知: ドコモ・ヘルスケアのプラットフォーム「WM(わたしムーヴ)」を使って健康ガジェットを作ろう!

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午前中は、ドコモヘルスケア社のわたしムーヴを立ち上げた方からの貴重なお話を頂戴する。血圧情報は、日本一蓄積されているというお話など、とても有意義なお話をお聴きすることができました。デバイスを使った測定結果を、分かりやすく提供してくださるサイトは、『みんなの身体白書』にあります。

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ビアガーデンで暑気払い

昨日は、ビアガーデンで暑気払いをしてきました。 梅雨の冴えないこの時期。スタッフみんなでビールでも呑もうかという誰それとなく話があって、だったら屋外で呑もうと提案してくれて、日比谷公園内の茶廊におじゃましました。ぐずついた天気の合間、ぱっと晴れてよかったです。 スタッフスタッフひとり一人の笑顔や愉しい会話・やりとりで十分楽しめました。最初はビールから、後半はずーっと赤ワインを飲んでいました。みなの笑顔、スタッフが生き生きとして、活躍できますように、そして、幸せを実感できる職場・会社になることが、一番大事なことですね。頑張りまっせ。。。(昨晩の月は綺麗でしたね)

1949年創業のビアレストラン

1949年創業のビアレストラン 日比谷茶廊

新春セミナーに参加

所属するマーケティング協会主催、酒井光雄先生のセミナーに参加してきました。2014年度に踏まえておきたい7つの潮流というお話を3時間お聴きしました。たくさんのことを教えて頂いたので、ちょっとここで咀嚼しながら書き表してみましょう。教えて頂いた潮流、トレンドを、この時ばかりはしっかりメモ魔になって理解しようと努めました。

ITの進歩はただ従来の職業を塗り替えていく。どの業種が衰退する(もう既にしているか)とか、であるならば、積極的に外注化を図ったほうがよいなどの示唆に富んだお話をお聴きする。確かに、テープレコーダ、タイプライター、フィルムカメラはもう使わない。

「技術革新で仕事の5割が消滅」20年後の社会

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海外の世界5つ星ホテルの1泊は5万ー8万円、日本だけデフレで宿泊料金も下がる一方。ただこのデフレもそろそろ終止符をうち、オリンピックも決まり、2016ー17年位に向かって上昇するだろうと予測。日本では2極化が進む。新興国の賃金上昇が、先進国に追いつくまで、逆をいうと日本の賃金はそれに引っ張られて下がり続ける可能性も残す。当たり前だが、日本人は1億人しかないので、残り70億人の賃金にどうしてもひっぱられるのだろう。だから、1億総中流はもう過去のものになり、2:8法則とおりに、中間層が下層に引っ張れるのだろう。ビジネスターゲットをどこに置くか、ターゲットを間違えないようにとのことでした。

男性社会から女性社会に変化する。社会との関わりがなくてもやっていけた時代は、男性諸氏はまだ良かった。対面のコミュニケーション力では、男性は女性に劣る。サービス産業化の進展がすすめば、人との関わりがもっと重視されてくる。コミュケーションができない男性(技術者にありがちとも)は、生きにくくなる。このお話は昨年度のセミナーでも仰っていたことを思い出した。サービス産業のシフトとともに、コミュケーションが深化していくので、通り一変のサービスでは受け付けられなくなるだと思いました。日本の超高齢化社会は世界から注目を集めているので、日本のサービスそのものが、いかに進化していけるのかは重要なのでしょう。

消費よりも経験に価値を置く生き方を求める人が増える。日本人は商品を手にすることの感動では満足しなくなった。ブランド品をほしいかと言われると、いまの日本人はそうでもないらしい。充実した経験を味わうために働くようになるそうです。経験価値が重要視され、得られる満足感を重視した行動を取る。その時、誰と時間を過ごすかがポイントとなり、パートナーの存在がより重要になるそうだ。わかり易い例では、一人でディズニーランドに行かないでしょうと。誰とどんな体験を一緒に味わいたいのか、それを求めるようになるのだということでしょう。たしかに、良いメンバーと愉しい時間を過ごせることほど、満足度はあがりますよねえ。

この他にも情報サービス(SNS,ブログ、ITサービス)が社会に与える影響などもお話くださいました。どのお話も、なるほどねえとうなずきながら、お聴きすることができました。社会構造自体が少しずつ変化していることに、もっと敏感になって次の動きに対処していかねばと思いました。いまの正解のない時代を生き抜くのは、いままで以上に面白くもありますが、変化し続けなければならないことは、それはそれでたいへんなことです。

あっという間の3時間でした。いろいろととても勉強になりました、ありがとうございます。

経済産業省 新現役交流会に参加させて頂くことになりました

日本の会社数について、大企業1万2千社(0.3%),その他中小企業は420万社(99.7%)、うち20名以下の会社は、367万社(全体87%)です。労働者数では、大企業の1230万人(31%)に対して、中小企業2784万人(69%)である。

このことから、日本企業数は、ほぼ100%近くが中小企業(社員数100-300名程度まで)から構成されている。簡単にいうと、1万社の大企業と、それ以下のものすごい数の中小企業群からなることが分かる。大企業は規模が大きく、1社あたりスタッフ数は大きくなり、3人に一人が大企業に所属するも、3人に二人は、こまごまとした企業に散らばって存在していることになる。これをイメージ化すると、大きな石の廻りの小さな飛沫という感じかもしれない。

私の会社も、この中小企業、とくに小企業の部類に位置するわけであるが、この小企業群の最大の課題の1つとして、販路の拡大がある。新製品を開発し、販路を確保し、販売につなげというサイクルがきちんとまわせない、あるいは、とてもまわしずらいということである。信用やブランドがまだない企業であるほど、いろいろなリソースに限りがあり、打ち手も限られくるのである。

大企業の製品は、原価1-2割で製造、さまざまな間接費用を差し引いても、3割近い利益を出せるようにビジネス設計がなされている。さらに潤沢な広告費を4マスメディアで大々的にPRをして、一般大衆に買って頂けるサイクルを廻せる状態にある。一方で、みずから創業をして、中小企業から這い上がり、さらに上場企業となって、さらに成長を遂げられる企業(前回ブログのソフトバンクのように)は、ものすごい小さな確率なのだろうと思う。

これらの構図に対して、中小企業がどう挑むのかが、経営課題そのものとなるわけであるが、この状態からして、簡単でないことが分かる。政府、経産省もこうした実情を理解した上で、こうした経営の課題に応えようとする動きが見られる。様々な支援やサービスの提供である。

今回は、経済産業省、関東経済産業局が、新現役人材交流会という制度を、はじめられたとのことで、信用金庫さんからお声がけを頂いた。ありがたい話である。

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新現役世代とは、大企業などで現役時代に培った高度な知識、豊富な経験、人脈などを駆使し、日本の中小企業の活性化のために役立てることを希望する人たちのことだそうです。現在8800名もの方が登録をされているそうです。一線を退いたとはいえ、まだお元気で力溢れる皆さまなのだと思います。

その昔、経営者の先輩に、上下の世代にかわいがられるようになりなさいと言われたことを思い出しました。上世代、下世代と密に連絡を取りあって、上からは引き上げられるように、下からはご支援頂けるような振る舞い、行動を取りなさいと言われたことを記憶しています。

まだまだ、力が足りておらず、いろいろな方にご迷惑をおかけしつつ、皆さまのご支援を頂きながら、すすめていかないといけません。今回、こうした勇気と元気の出る制度をご紹介くださいました信金の方には、心より感謝の意をあらわしたいですし、さらに頑張らなければと思いました。