健康経営には、睡眠リングOuraで、社員の睡眠と健康を守る。

社員の皆さま、しっかり眠れていますか?

社員が眠れている企業と、そうでない企業の差はどこに現れてくるでしょうか。

企業の健康経営に対するニーズは企業の規模、業界、従業員の構成などにより異なりますが、一般的に以下のようなニーズが考えられます:

  1. 生産性の向上:健康的な従業員は生産性が高く、病欠や遅刻も少ない傾向があります。従業員の健康を改善することで全体的な生産性を上げることを求めている企業は多いです。
  2. 従業員の健康維持・改善:従業員が健康であることは、長期的には医療費用の節約につながります。また、健康な従業員は長期間働き続けることが可能となり、離職率を下げる効果も期待できます。
  3. リモートワークの健康管理:新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増えた企業では、従業員の健康管理が難しくなっています。自宅での生活リズムの乱れ、適切な休息の取り方、適度な運動量など、リモートワーク特有の健康問題への対策が求められています。
  4. メンタルヘルスの支援:ストレスは従業員のパフォーマンスを大きく左右します。メンタルヘルスの維持・改善に関する取り組みは多くの企業で必要とされています。
  5. 従業員のエンゲージメント向上:健康経営は従業員の満足度やロイヤリティを向上させる手段ともなります。従業員が企業からの支援を感じることで、仕事へのモチベーションや組織へのコミットメントが高まります。

上記のニーズに対して、睡眠リングは具体的な睡眠データを提供することで生活習慣の見直しを促し、結果的に生産性の向上やメンタルヘルスの改善に寄与します。

  1. 生産性の向上

睡眠リング(Oura Ring)は、睡眠の質を向上させ、生産性を高めるために使用できるツールです。睡眠リングは、ユーザーの睡眠をモニターし、睡眠の質に関するデータを提供します。このデータを使用して、ユーザーは睡眠のパターンを特定し、睡眠習慣を改善することができます。睡眠の質が向上すると、ユーザーは、目覚めが良くなり、過ごすエネルギーが充実します。1日を通して、集中力が増すことから、生産性が向上すると考えられます。

睡眠リングは、以下のような方法で生産性を向上させることができます。

  • 睡眠の質を向上させる
  • 睡眠習慣を改善する
  • 目覚めが良くなり、1日のエネルギーレベルが上がる。
  • ストレスが減る方向に向かうことから、集中力が高まる。

睡眠リングは、生産性を向上させるために使用できる効果的なツールです。睡眠の質を向上させることで、ユーザーはよりエネルギーが充実し、集中力が増し、生産性は向上すると思われます。

  1. 従業員の健康維持・改善

睡眠リング(Oura Ring)は、睡眠、心拍数、体温などの健康データを正確に測定することができる指輪型の健康トラッカーです。このようなデータは、従業員の健康状態を把握し、改善するために役立ちます。

睡眠リング(Oura Ring)を使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、Oura Ringは身体的ストレス、睡眠、活動という3つのカテゴリーに分類される測定データに基づいて毎朝「レディネススコア」として表示されます。

これは、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

従業員が健康であることは、長期的には医療費用の節約につながります。また、健康な従業員は長期間働き続けることが可能となり、離職率を下げる効果も期待できます。睡眠リング(Oura Ring)は、従業員の健康管理に役立つツールとして活用することができます。

睡眠スコアとコンディションスコア

期間3年(約1000日)、測定をつづけた被験者(男性)の睡眠スコアとコンディションスコアの散布図を作成しました。

睡眠とコンディションはどう表現されるのか

この図から、これら二つのスコア間には明確な正の相関があることがわかります。

つまり、一般的に「Sleep Score」が高い日は「Readiness Score」も高く、逆に「Sleep Score」が低い日は「Readiness Score」も低い傾向があると言えます。これは、良好な睡眠が体調の良さ(高い「Readiness Score」)に直接的に寄与している可能性を示しています。

睡眠とコンディションの向上は明らか

開始3か月(赤色✕)と直近3か月(青色✕)では、明確に異なる傾向を示しています。

具体的には、最初の3ヶ月間は「Sleep Score」および「Readiness Score」の範囲が広く、これらのスコアが低い日が一定数存在しています。一方、最後の3ヶ月間はこれらのスコアが全体的に高く、範囲も狭まっています。これは、時間の経過とともに睡眠の質や体調が改善された可能性を示しています。

両期間とも「Sleep Score」と「Readiness Score」の間には明確な正の相関があることがわかります。つまり、一般的に「Sleep Score」が高い日は「Readiness Score」も高く、逆に「Sleep Score」が低い日は「Readiness Score」も低い傾向があります。これは、良好な睡眠が体調の良さ(高い「Readiness Score」)に直接的に寄与している可能性を示しています。

睡眠とコンディションがどう改善されたのか?

睡眠リングを装着しはじめた睡眠スコアの3か月(左図)と、直近3か月(右図)の値を示します。

これらの統計量とヒストグラムから、直近の3ヶ月間の睡眠スコアは大体85付近に集中していることがわかります。また、スコアの分布は比較的狭く(標準偏差が約6.97)、個々の日におけるスコアは最初の3ヶ月間に比べて少なく変動していることが示されています。

つまり、直近の3ヶ月間の睡眠スコアは、最初の3ヶ月間に比べて平均的に高く、またその変動も少ないようです。これは、一貫した良好な睡眠習慣を維持している、または睡眠環境が改善されている可能性を示しています。

睡眠リングを装着しはじめたコンディションスコアの3か月(左図)と、直近3か月(右図)の値を示します。

直近3か月のReadinessスコアの平均値と中央値は最初の3か月よりも高く、標準偏差はやや大きいため、
直近の3か月の方がReadinessスコアが一貫して高く、変動が若干大きいことが示されています。

はじめた直後は、ピークが低くばらけています。直近ではばらけ具合が減っています。

睡眠とコンディションは、どう変化したのか

睡眠スコア(開始3か月:最左、直近3か月、左から2番目) コンディションスコア(開始3か月:右から2番目、直近3か月、最右)の箱ひげ図を示します。

1)中央値の線(緑線)が明らかに左よりも右のほうが上昇しており、時間の経過とともに、睡眠の質と体調が、全体的に改善されたことを示しています。 2)睡眠スコアの箱の大きさ(四分位範囲)が小さくなっています。これは変動の幅が小さくなったことから、良好な睡眠を一貫して取れていることを表しています。 3)外れ値(箱から離れる棒、点)が減少しています。時間の経過ととも極端なスコアが出にくくなっていることを示しています。

  1. リモートワークの健康管理

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増えた企業では、従業員の健康管理が難しくなっています。自宅での生活リズムの乱れ、適切な休息の取り方、適度な運動量など、リモートワーク特有の健康問題への対策が求められています。 睡眠リング(Oura Ring)を用いることで、従業員の健康状態を把握し、改善するために役立ちます。

リモートワークにおいて、従業員は自宅での生活リズムの乱れや適切な休息の取り方、適度な運動量など、リモートワーク特有の健康問題に直面することがあります。睡眠リング(Oura Ring)を使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、毎朝「レディネススコア」が表示され、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

在宅勤務者が自ら自身で生活を振り返り、体調を整えるためのツールとして役にたつものと考えております。

メンタルヘルスの支援:ストレスは従業員のパフォーマンスを大きく左右します。メンタルヘルスの維持・改善に関する取り組みは多くの企業で必要とされています。

睡眠リング(Oura Ring)は、睡眠パターンや心拍変動性(HRV)などの生理学的データを測定することができます。これらのデータは、ストレスや不安などのメンタルヘルス問題の兆候を示すことがあります。実際に、国際的な研究チームがOura Ringがうつ病や不安症状を特定するのに役立つかどうかを調査する研究を発表しました1

睡眠リング(Oura Ring)を使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、Oura Ringは身体的ストレス、睡眠、活動という3つのカテゴリーに分類される測定データに基づいて毎朝「レディネススコア」として表示されます2。これは、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

ストレスは従業員のパフォーマンスを大きく左右します。メンタルヘルスの維持・改善に関する取り組みは多くの企業で必要とされています。Oura Ringは、従業員のメンタルヘルス管理に役立つツールとして活用することができます。

5.従業員のエンゲージメント向上

健康経営は従業員の満足度やロイヤリティを向上させる手段ともなります。従業員が企業からの支援を感じることで、仕事へのモチベーションや組織へのコミットメントが高まります。

組織全体の状態を一緒に見ていきます。時間とともに、良く眠れるようになり、朝の目覚めが良くなり、1日のコンディションが高まる人が増えていきます。

そうなっていきますと、組織全体が活性し、人と人とのつながりが増えて、エンゲージメントが高まります。そして、社員一人ひとりが、仕事への満足度が高まり、さらに良い仕事をするほうに自走がはじまります。結果として、組織全体の活性化や生産性の高まりにつながっていくと思われます。

横軸に睡眠スコア、縦軸にコンディションスコアを取ります。ある一定期間のデータですが、これが、時間とともに、これらの一人ひとりの点が、右上に移動していくことが大事です。

健康経営の取り組みに、自身の睡眠を理解して、生活を改善してみませんか?

健康経営とは、従業員の健康を経営戦略の一部として捉え、健康に関する取り組みを積極的に行うことです。健康経営を行うことで、従業員のパフォーマンスや満足度、ロイヤリティが向上し、組織の生産性や競争力が高まります。

健康経営の取り組みの一つとして、睡眠リング(oura)を導入することをおすすめしています。 睡眠リングは、睡眠、心拍数、体温などの健康データを正確に測定することができる指輪型の健康トラッカーです。このようなデータは、従業員の健康状態を把握し、改善するために役立ちます。

睡眠リングを使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、睡眠リングは身体的ストレス、睡眠、活動という3つのカテゴリーに分類される測定データに基づいて毎朝「レディネススコア」として表示されます。これは、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

睡眠リングは、従業員の健康管理だけでなく、メンタルヘルス管理や組織のエンゲージメント向上にも役立つツールとして活用することができます。従業員に自分の健康データを共有する機能も備えています。これにより、従業員同士や上司と部下などのコミュニケーションやフィードバックが促進されます。これは、従業員のエンゲージメントやチームワークを高める効果が期待できます。

Oura社とパートナーシップを築いてきた取扱店として、私たちは睡眠リング(Oura Ring)の販売に力を入れています。睡眠リング(Oura Ring)は、従業員の健康管理やメンタルヘルス管理、エンゲージメント向上など、様々な用途に活用することができます。

健康経営における睡眠に関するサービスをご要望の方がいらっしゃいましたら、ご相談、お待ちしております。睡眠リングを使って、従業員の健康と幸せを守りましょう。

遠隔診療サービスのたちあげ

2022年、今年も暮れようとしている。水野裕識(みずのひろのり)です。

OURAリングを使って、スポーツ選手の睡眠を見守るプロジェクトに参加をして、学びの多い一年であった。多くの方の睡眠やコンディションを自分なりに向き合うことができたと思う。来年もこの流れは継続していくつもりだ。

来年2023年から、遠隔診療サービスを初めたいと思って、大型スクリーンを対向で、弊社とクリニック(クリニカルリンケージ社代表の医療法人)とをつないでみた。

MUSVIの窓パネルを使って、遠くのクリニック同市を繋いでいく

MUSVI社の窓を使っている。この窓は、たいへん良くできた製品で、遠く離れた遠隔地をこのように繋いで、今回のケースのようにオンライン診療サービスに拡充することができる。

へき地医療や中山間地など医師がすぐにいけない場所にこの窓を配置して、都市部のクリニックや病院などを繋いで、次世代型のオンライン診療を提供しえると思っている。

窓ごしに、医師・歯科医の先生方にも確認をして頂いた。

学生を終えて、その後入れて頂いた富士通研に所属していたときのことだ。デジタルビデオをリアルタイムに双方向配信するRWCP国家プロジェクトに参画させてもらった。私はATMという高速回線の担当であった。今から、25年前のことだ。陣崎隊長の元で、DVoverIPサービスを作ってきた。30Mpbs帯域を回線の上にパケットロスさせることなく通過させるのにWIDEの協力を仰いだ。回線途中の様々な障害を克服をして、坂本龍一LIFEというオペラの配信に使って頂いた。その時の同僚たちとは今も繋がっている。お世話になった河合さんと立役者の古賀さんに、この後メールしてみよう。「Comet DVIPを使って愛媛病院と東大間でやった遠隔手術の実証実験が思い出される」と河合さんよりお返事を頂いたので、当時から医療への応用は試行していたように思われる。

この窓というサービスは、さらに多くの技術の進化に支えられているようだ。圧縮された映像を低速回線に送りだし、帯域の自動調整、自動ノイズ・キャンセリングや当時では気づいてもいなかった様々な機能が組み込まれて動いていることに気がつく。30年近くかけて、やっと蓄積された技術が社会に使われ、華が拓くのである。やっと端緒につくともいえる。

いま改めて、あの時の気持ちを思い出すことができる。日本の高齢化と医療資源の偏りという社会課題に対して、私自身が、もう一度、真摯に向き合えていること、素直に感謝をしつつ、本サービスの導入、支援にあたっていきたいと心から思っている。

来年こそ、ここから丁寧にオンライン診療サービスにつながっていくことにより、みなさまのお役に少しでもお役に立っていきたい。本件、連絡先は、水野(hm@bbjpn.com)までお願いします。