大手 パソコン事業部の方から、パソコンなど接触行動についてお話を受けしました。

朝起きて、寝るまでの行動パターンのなかで、どのくらいガジェットたちと接触をしているのだろうか。はじめてスマートフォンを手にした子供と、その母親たちの接触行動は違うだろうし、私のようにITを生業としているビジネスマンでも、大きく異なってくるだろう。

昨日、大手パソコン事業部の方から、パソコン、スマートフォンや日々の業務行動についてヒヤリングをうけました。朝から寝るまでの行動パターンについて、お話をするものでした。質問内容は、とても簡単なものでした。私自身の行動パターンそのものですから、あるがままにお話するようにしました。

あとから、聞きましたが、エスノグラフィという新しいマーケティング手法を取られておられるとのことで、本人でも気がついていない潜在ニーズを発見するという文脈や、ひとの活動の文脈を理解しようとするマーケティングアプローチなのだそうです。アップルがipadのような製品を生み出した背景も、この手法を取り入れられていたとのことです。

業務プロセスを変えていくためには、行動を正確にトラッキングして、観察をすることが最初のステップなのだそうです。私も質問をされる以上は的確な答えというものがあるのかと思って、最初は応対をしていたが、どうも正解は無くて良いのだと、しばらくして気づいた。いまのありのままの状態をお伝えすればすむのだと。そのなかから思いもよらない文脈(ストーリ)を見つけ出そうとする企業サイドの視点と理解。

失われた20年のように経済の閉塞感から抜けだして、イノベーティブな製品を作り出すためのアプローチとして、こうした行動に潜んだ潜在ニーズの堀りおこしや、文脈、ストーリ、仮説を組み立てようとする企業努力に、あらためて学びを得たし、そうして次の製品を創りだされるのだと理解ができました。

野村総研:エスノグラフィを活用した業務プロセス改革

電通マーケティング:生活者のストーリを描き出す、エスノグラフィ

博報堂:ビジネス・エスノグラフィーがイノベーティブな組織をつくる

 

8年前の自分に出会いました。

Que Sera, Sera,
Whatever will be, will be
The future’s not ours, to see

休日に、考えたこと。

少し前に、カードのCMで、娘と一緒に父親が、キャンプに繰り出す。キャンプする火を見つめながら、娘が、父に、お父さんの夢はなにと尋ねるCMがあった。いろんな人が、夢を形にとはいうけれど、一生懸命に頑張ってみたところで、必ずしも、そうなるわけではないという事実がある。

一生懸命になる(なれる)のは、自分のココロの中で、自分として附に落ちている状態があって、それにしたがって対応しているから。自分で頑張ったところで、自画自賛、知れている。社会のなか、人との関わりのなかで、見える何かだろうか。

世の中、どんどん変わっていく。かたくなに頑張り続けるのは、正しくもあり、正しくもない。

日々の変化、変化に合わせられるココロを使い方をマスターすることのほうが、いまの時代に必要。変われる自分。変われる生活。変われる会社。変われる社会。

できるだけ変わらない、いまのままでいい日本があった。変わろうかな、でも変われないんだのあきらめたの日本もあった。そして、もう変わるんだ、いや変えないといけないんだというところの日本も感じる。でも駄目だったになる可能性も残しつつだけど。

変わっていく自分を、あいつは背筋がピンとしてねえというかもしれないが、ひととの関わりのなかの話。逆に、それは、あいつか変わらないだけだろと。どう思われようと。

私たちは、みないまをいき、未来を予測する。ときに夢想家になって。ただ、だれひとりとして、未来経験はできない(当たり前)。いまの時代にあっては、過去の観念に囚われないこと、そうした場所、人、社会に飛び込んでいかないといけない。あなたが正しいと思われている、そのやりかたを、斜めや、上やら、横やら、真下からジロジロと見つめてみて、それって本当かと疑ってみる力が必要だ。

なにかに囚われてないだろうか、固定観念に縛られてないかと疑うこと。過去の成功体験がある会社ほど、過去の成功にこだわりつづける人は、気づかないことがあるのかもしれない。正解はないのだということを。正解と思う自分は、一瞬後には、不正解。過去の成功は、そのまま未来への成功への約束とはならない。じつは次の一歩に対して、どうも邪魔をしているのではないか。最近、社会で活躍をしている人は、とてもしなやか、みずから主体となって、相手との関わりかたが上手だなと感じる。

この日本に産まれてきたこと、真っ白なキャンバスの上に自由にデザインを描くことができるチャンスがある。1億2千万人しかいない日本人。世界のほんの2%程度(世界人口72億人)。外国から見れば、日本って、アジアの端っこの小国でしょと。

世界経済3位国(先人のお陰があり)に生まれ、自由な人生を送ることができる機会を与えられていますが、(それだけでもかなり成功しているとも言える)。ただ、過去の経験則は、そのまま適用できない時代です。

こだわり続けること、スパっと辞めて、次に向かうこと、その両極端のなかで自分自身の心を揺らがせたほうがいい。きっと。揺らがせてみて、その過程から、産み出せるなにかを感じなければ。

じぶんの気持ちが解放される瞬間、すーと流れる自然な気持ちで、日々向き合うこと。逆説的だけど、なにがなんでもと、すごーく頑張ることと、頑張らなくても、どうせ、世の中、なるようにしかならないからと思うことの境界、はざまに居続けること。

ということで、お休み中、なにかあらわしてみようと、書いてみたものの、散文となり。

かなり前に、ブログでもしなくちゃと思って初めたが、たいして書くことなく、数日で辞めてしまった、恥ずかしいブログでも晒してみます。→ http://broadbandjapan.blogspot.jp/

タイムスリップした自分を発見し、昔のアルバムを見つけてしまった感じというか、あの頃より、自分の心をゆらがしているだろうか、人や社会との関わりのなかで、よりよい自分を見つけられているだろうかと、最後に自問。

わたしの夢は、、、、、です。

安宅邦子社長のセミナーを受けてきました。

毎月、経営者が集まるセミナーに参加をさせてもらっています。今回も内容たっぷりの3時間、とても充実した内容でした。最初は、株式会社ココロイズムの社長、安宅邦子先生による「働く人を心から元気にする心理学講座」。ドラえもんセラピー著者です。

最初に『元気な職場』ってなんだと思いますかと、会場の皆さんに質問されました。皆が輝いて仕事をしていることかなと思いました。もっと具体的には、ひとりひとりが仕事が楽しいと思えることなんだそうです。そのために、目標が明確になっているのが前提で、それは会社の目標が明らかになっている必要があり、グループの目標を共有化がはかられていなければならないそうです。

職場がギスギスしてないですか(最近でいうブラック企業・パワーハラスメントなどが増えている)、オフィスでコミュニケーションは活発ですか。オフィスできちんと挨拶をしていますか。生の会話をしていますか。声掛けをしていますか。上司はひとりひとりに日頃の気配りをしてくださいという話ではじまりました。

いやあ、そういえば、朝スタッフが来ても、わたしも目も合わせることなく、低い声で、ぼそっと「おはよっ」とつぶやく挨拶していたなと、『おはようございます』と、きちんと挨拶をすることも大切だよなあ、きちんと人と向い合って話をすることをやらねばと思いました。

几帳面な人ほどストレスを貯めこんでしまうらしく、鬱になりがちなんだともおしゃっていました。日本の生産人口のうち1-2%、大企業では5%近くの方が、心の病にかかっておられるそうです。ざっくり、100万人近いかたが悩んでおられるわけで、支える家族の方まで含めると深刻です。現代は、ひとに厳しい時代、競争・競争・競争というばかりで、自分のペース以上のスピードで物事が進んでしまう現代、なにかおかしいと思っていても、否が応でもその競争に駆り立てられる時代ですから、あえて息抜きを生活スタイルのなかに取り込んでおきませんとねとは思います。

さらにセミナーは進み、今の心の状態を分析する質問表(エゴグラム)をやってみました。

50個ほどの質問にたいして、ほぼ考えることなく(考えると迷ってしまうため)即座にYES、NOを答えていきます。5分もかからず、心理側面の5つのパターンでいまの状態を計測できるというものでした。この結果は、良い悪いというものではなくて、今の心の状態をあらわしてるということでした。わたしは、項目Aが一番高かったです。Aは、アダルトのAで、理想的な大人の心の領域が高かったということになります。逆に、抑圧された子供の心のパタメータは、以上なくらいに、数字は低かったです。はっきりいって、わたしは我慢ができない奴なのだと思いました。

5項目を左から順に並べてみて、線を引きますと、傾向がはっきりと現れるそうです。詳しくは安宅先生にお話を伺って頂きたいのですが、いまのところは、私の結果からは、鬱の傾向はないのではないかという感じがしました。

まあ、適度にストレス発散しているからなあ。。というか、経営なんて、ほんと発散してないとやってられませんからね。。ということで、週末ランニングは、続けよっと。

モチベーションの源泉で、ストローク理論のご紹介、アサーション、セルフエフィカシーという考えについてお話くださりました。なりたい自分になるために、五感をきちんと働かせる状態にいてくださいということでした。たしかに、なるほどという気付きがたくさんありました。

著書:どらえもんセラピー:のび太に学ぶ心理学講座~折れないココロのつくり方~