事業のチャンス

事業機会は、減っているのだろうか、それとも増えているのだろうか。毎日のように新製品が現れては、人知れず商品は打ち止めされる。少子高齢化、人口オーナス期のこの日本でいかに売上を伸ばし、利益を確保するか、毎日が闘いである。

事業を行うものとして、世の趨勢をしっかりと捉えて、次の打ち手をじっくりと考える。ここだと思う場面に、速やかに入り込んで、果実を得る。農耕民族の気持ちと、狩猟民族のセンスのどちらも必要。時代のスピードの速さとともに、変わらないから、変化をしないと、いやがおうでも、すり替えられてしまう。

困ったと思うか、それともチャンスが増えたと思うか。時代がゆっくりとしていたときは、つぎの打ち手が読みやすく、それに応ずる時間の猶予があった。小さな成功事例を、広げることで、ネットワーク効果を得やすかった。いまは、どうか。一つの成功事例が、そのままスケールすることもあるだろうが、時代の変化に押し流されて、急速に落ち込むことも多い。

大企業だと思っていた会社が、ものの数年でおかしなことになってしまう。ビジネスモデルが変化している。商品を売るだけではなく、サービスを使って頂く。モノからコトへ。この考え方は、ただしい。あとは、時間への対応、タイミングのはかりかたは、まさに事業家のセンスそのものであり、とても重要だと思う。

時代の流れを捉えながら、発想を豊かにして、コト・サービスに丁寧にあたっていきたい。

散りゆく今年の桜をサクラを眺めながら、久しぶりのブログを書いてみた。