シンギラリティ 2015年7月

人工知能システムが賢くなっているという。対象領域に対して、どういうデータセットを与えるかだと思う。その対象領域が広がり、扱われるデータ量も増えて、学習する幅が広がりつつあるのだと思う。多層のネットワークに、情報が埋め込まれるのだろうが、その関係を定式化できているのだろうか。とにかく、計算スピードを手にしたので、とにかく力づくで覚え込ませて、拡張をしようとしているように見える。大量の写真データを与えて、任意の写真を入力すると、その写真の特徴を言い当てるようになった。我々は、ビジネスへの適用に興味がある。

人工知能マシン、プログラマーに怒るというWSJの記事。興味を引く内容が記事化される。これではダメだと思う。技術としてどうなのか、技術の真髄をしっかり握らないと。ここに現れるやりとりだけで、怒っていると見るのはどうか。

もちろん、できないことが、次々とできるようになり、私たちを驚かせてほしい、とても愉しみな分野であり、興味が尽きない。

人工知能マシン、プログラマーに怒る
人工知能マシン、人間のしつこい質問にキレる–グーグルの実験より

まだこんなレベルでもある。
Google Photosが黒人をゴリラと認識した事件で開発者が謝罪