恋するフォーチュンクッキーAKB48のフラッシュモブが愉しい

恋するフォーチュンクッキーが、地方自治体や企業のPRとして映像が展開されている。一昨年あたりから、市民参加型の映像配信が、盛んに取り上げられるようになった。そこに目を付けたのか、恋するフォーチュンクッキーは、誰でも踊れるそうなリズムで、市民参加映像にさらに拍車をかけている。

youtube で、【恋するフォーチュンクッキー 自治体 企業】で検索すると、ものすごくたくさん映像が出てきます。私の住んでいる神奈川県も黒岩知事がまんなかで、映像を配信しています。すでに200万近い視聴数です。視聴率換算でいえば、2%です。興味深い現象です。

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たくさんの企業が自社をPRするとても良い映像に仕上がっており、映像を見ているだけで、そこで働きなる感じがでていたり、地方ならではの、土地土地の紹介があり、みなさんが楽しく踊っている様子は、見ているこちらも、和みます。日本って、いい国だなあと、再認識。

今後、どんどん映像による表現/演出が進んでいく予感がします。

この週末、ひとつの愉しみができました。

情報社会で、生活はラクになったのだろうか。

そもそも「情報革命」の名のもとに、世の中の情報に簡単にアクセスができ、瞬時に情報を手にする時代になったはずだが、この御旗は私たちの生活にどんな影響を与えて、わたしたちはどのように対応をしてきたのだろうか。

インフラが充実し、手元のスマートフォンから情報をてにすることができるようになったが、情報化社会になったからといって、私たちが抱えている社会問題はどれだけ解決したのだろう。

父母の時代やそれ以前の人々とは雲泥の差があるくらいに情報にアクセスできる恵まれた環境にあるはずである。その結果、どれだけ安心した暮らしが得られたのだろうか。また幸せのある実りある生活を得ることができたのだろうか。

実際には、金融業界における1ミリセカンド、1ナノセカンド秒でのサヤ取りに象徴されるように、どんどん競争だけが進んでいるのではないだろうか。あるいは、CPUのクロック数は上がる一方であったが、人間の処理能力が追いつかないため、人の処理スピードが社会のボトルネックを産んでしまっているように思える。無人爆撃機のようにゲーム感覚で殺戮を繰り返す新たな対立構造すら産んでしまったことはどう解釈をすればいいのだろう。

機械の処理に追いつく必要はないとも思えるが、人としての器がもうすでにその情報を処理することができない状態になった。情報をいかに高速に処理しようとも、社会の犯罪や愚行、紛争や戦争がなくなる気配はない。

人が、それぞれに欲望を満たし、能力を開花する方法を情報化によって教え示すものではないのだと思う。わたしたちの処理能力を超えた情報が存在し、それを裁くことがもうできなくなっている事実と、能力の限界を露呈させてだけなのではないか。

だからといって、宗教や神にすがろうとも思わないが、コンピュータという名の魔物に人は支配されすぎたようにも感じる。太古から人の能力はそれほど進化していないはずであるが、コンピュータに支配される環境に、いやがおうでも適応させられる人間は、ある意味、不幸とも思える。世代ごとの人としての進化には限界があると思われ、計算機の進化のスピードに人が合わせにくくなってきたようにも思える。いろいろな言い回しはあるとは思うが、今後も上手く活用し続けられるかどうか、機械に人間が支配されないでいつづけられるのか、大丈夫であると言い切れるだけの自信が、なんとなくであるが、そう思いにくいのである。

みなさんは、いまの情報化社会をどう見ているのだろうか。。。。。

景気は良くなるのでしょうか。

日銀は4月4日、2年で2倍のお金を供給すると発表した。毎月7兆円の国債の借入れて、供給中、2年で270兆円まで持っていくと発表。
だぶつかせても借り手が不在なのか、長期金利は低く下げたまま推移(大変望ましい状態)。
物価上昇率が+になり(改善というが)、賃金の上昇がないならば、スタグフレーションという状態もまだ待っている。

衆院解散後   緩和直後    今

供給量    128兆円      155兆円   183兆円
為替        79円       95円     97円
金利        0.75%       0.45%     0.65%
日経平均     8664円      12634円   14024円
インフレ率    0.718%       1.369%   1.722%
物価        -0.1%        -0.4%    +0.8%
賃金         0.5%        0.0%     -0.4%
設備投資     7303億円   7233億円   7772億円

企業・家計において所得から支出へという循環が働きはじめた。企業収益改善はしているものの、設備投資が増える様子もなく、まだ賃金増加も見られないようである。

この半年、株価は上昇するも、長期金利は安定(使われる先がないからでしょう)している。物価指数は上がり(原発停止による電気料金上昇分という話もある)、モノが売れ始めたので、企業の生産活動もあがってくる。このタイミングで消費税が5%から8%へ3%もあがると発表される。

年間8兆円の増収。世帯あたり500万ならば1ヶ月あたり1万数千円を税金負担として増えることになる。経済学者は1%ずつ段階的にあげるべきだという話もあったが、国際公約に不信をもたれないようにする配慮から、上げることを決断。

増税後の景気落ち込みを抑えるために、財政規模を5兆円の対策。実質は1%増税に見えるような対応が行なわれた。

経済活動をあと押しするために、公的年金を成長企業へ投資する話があがってきた。株主資本を使わないで、利潤を上げる企業に対して、公的年金から投資するという話。

年金積立金管理運用独立法人(GPIF)が2014年から実施する。GPIFは、国民年金と厚生年金の積立金(120兆円)を運用し、国内株式に12%投資している。自己資本利益率(ROE)の高い銘柄を対象に、3400の上場企業を対象にして、500銘柄を選びだす。選ばれた企業は、年金マネーが流れ込む。当初は数千億円で開始し、数兆円まで規模を拡大する。

資本効率が悪い企業から、高い企業へのお金に移動は、成長戦略を後押しするという。日本企業が資本効率を高めるために良い方策になるのかもしれない。

さらに、大企業の交際費を損金を認めるという話もあがってきた。企業の交際費は、2011年度3兆円弱(1992年度6.2兆円)にまでシュリンクしてしまっている。大企業の接待が激しい時代の反省があり、おおきく制限された。

この接待費を使わせてでも、街角景気を支えようという動きが見られる。街の飲食店にお金が流れこんで、その効果が出せれるならば、1つの手として使おうという思惑が見える。みなで、消費を促して、悲願のデフレからおさらばしたいね。20数年続いたシュリンクし続けるデフレ経済から、離れることができればと思います、孫、子供の世代にも、良い状態を残してあげたい。

消費が進んで、生産活動に弾みがついて、企業の利潤が、さらに消費に廻るという正の循環に早く戻していければいいと思います。

頑張れ、にっぽん。