Code for Namie プロジェクトが熱い

ITサービスを作るときに、シーズかニーズか、どちら側のサービスなのか最初に考える必要がある。シーズ指向のサービスは、技術者が自分がコントロールできる技術をもとに組み上げる傾向が強い。ニーズ指向サービスは、現場のこうしたい、ああしたいの発散した要望そのものを大きく捉えてシステムに落としこむ。一般にシーズ型のサービスは、技術者にはウケても、世の中広くに使われないということに、陥りがちである。スマホ・タブレットがこれだけ普及してきた今は、まさに現場のニーズを如何に組みとれるかにかかっている。

現場のニーズを拾いあげるには、いま現場で起きている事象を、まず身をもって知る必要がある。現場で様々な関係者にヒヤリングを行い、丁寧に課題を洗い出すという作業が求められる。地道ともいえるこの現場指向の対面深堀り作業を行うことができるかが、最終的に使えるITサービスへの近道といえる。開発の手前の手前、詳細設計や要件定義よりもさらに前の話であり、そもそもの現場の課題発見とその整理をいかにつけるかが問われている。

これまでのITサービスはどちらかと言えば、技術者がこんなことも、あんなこともできますというどちらかと言うと、押し付けがましい印象を与えるものが多かったのではないだろうか。高度な技術ならば技術者主導であるべきだと思うが、一般の市民に使える(使って頂く)サービスを実現するには、一般市民の声に耳を傾けて、主導すべきだというのはその通りだと思う。

いま福島の浪江町のタブレットの新サービスを、地元住民と一緒に考えて、一緒に作るプロジェクトがはじまった。

Code for Namie』というプロジェクトである。

福島県浪江町役場の情報

地元が望む情報サービスを、地元一緒に考えてつくり上げる。そのコードは広く公開をして、再利用を図るという。新しいITサービスの作り方として注目したいし、その内容にも期待してみたい。市民参加型の新しいITサービスの作り込みとして、私も気にかけたい内容である。

 

照顧脚下

週末くらいしか時間が取れないのだが、週末朝位に読経をしてこころを落ち着ける。仏壇に一杯のお水を捧げて、ろうそくを灯して、いくつかのお経を唱えてみる。

仏教の経典数は数多くあるが、白隠禅師坐禅和讃は現代風の語り口で好きなお経である。

【衆生近きを知らずして、遠く求むる儚さよ。例えば水の中に居て、渇を叫ぶが如くなり。長者の家の子となりて、貧里に迷うに異ならず】

今の自分の状況をきちんと見極めなさいよと。とかく大きなことを言いがちであるが、身近なこと、近くを知らずして、遠くを求める儚さよと。自分の足元を照らして、こつこつと進めなさいと戒めて下さる良い言葉だと思う。

何度も読むうちに、自然と身について行きたいと思える言葉の1つ。とても染み入ります。

window surface pro 音声認識 使用感

こんにちは、水野です。

windows surface pro の音声認識機能だけで、このblogを書いています。

周囲の雑音により、うまく聞き取れないのか

、なかなか文章が進みません。

それでも慣れてくると、キーボードを打つよりも、早く打てそうです。

打つということに音声を使うため、文章を推敲することが、キーボードを打つ時と比べて

なかなかやりづらい感じがします。

ここまでで、だいたい五分ぐらいかかってしまいました。

最初にキーボードの配置を覚えたときのように、慣れるまでにまだ時間がかかると思います。

課題先進国

初夏の陽気ですね。

週末ランニングしてきました、良い汗をかきました、すっきりしています。

連休のさなか、つらつらと考えています。

これから人口が減ります→大丈夫、明治初期1900年4700万人です、それよりずっと多いです。

子供が増えませんね→では、婚外子を認定したり、戸籍制度も撤廃してはどうかと。

高齢者が増えます。→コンパクトシティで寄りそいましょう、市区町村合併をすすめるのかな。

社会保障増える一方です。→いずれ人口減と元手がなくなり自然とカットされますよね。(年金制度を解散して、保険料を一度国民に全額戻しませんか、もう制度の後付は止めにしたらと思います)

産業が空洞化しています。→法人税率下げて、外資系企業を誘致、その結果、外に開かれるようにします。

TPP輸入関税をなくせと米国から言われます。→モノが安く買えるようになりますね。安いものが買えることは悪いことなのでしょうか。

非正規社員は増え、給与は上がりません→岩盤規制・既得権益を撤廃すればいいですね。

国の借金は止まりますか→消費税20%、福祉負担20%カットすれば、間に合うみたいですね。でも、いまは真逆の財政出動中!?ですよね、じつは、オリンピックに向かって、過去の80年代景気と同じになるという予想もありますね。(その後はわかりません)

開業率が5%未満、ほんとに、新産業が起きるのでしょうか?→会社を興すような気運にすればいいのだと思います。小学校教育から、お金の稼ぎ方とか、会社の作り方を教えれば、20年後には自然にそうなるのだと思います。(現に高校生社長も現れてきましたし)

まだまだ、打ち手はありそうです。ただ、すぐには変わりませんよね。新しい仕組みに切り替えていければいいはずですが、なかなかそうなりません。でも、少しずつでも、ゆっくり変わっていくんでしょう。

少しずつの変化も数年で大きくなりますから、置いてきぼりにならないように、頑張らなくちゃ!!