もう1時間の眠りで、日本を前に進めよう。

未病予防事業の成長可能性について

健康経営や、ヘルスケア産業の文脈における社会的な認知は、進んできました。健康のままQOLの高い人生を送ることに日本全体が進むべき方向にあると云われている。

上記は、経済産業省がまとめる、ヘルスケアサービス社会事業の売上予測です。

高齢化に伴う社会保障の観点から、政府は65歳、あるいは70歳以上になっても、社会的に繋がり続けて、できれば長く働き続けることを期待しているようです。私たちは、病気を予防し、未病のまま、これに応え続けたいと考えます。

生体情報を測定するスマートリング・睡眠リングについては、この図の測定(上から2番目)と予防(下から2番目)に該当する領域に該当すると考えております。

ヘルスケア産業の概念図の真ん中に、現在の医療分野の領域が入っています。その周りを取り囲む領域(薄い緑色)が、ヘルスケア産業の対象領域です。

新しい健康社会の実現に向けた「アクションプラン2023」(案)の4頁目には、色付けされた同内容の図が見えます。社会全体で、健康保持と増進を目的として捉え直す機運を感じています。

これまでは、病気になってから医療で治す部分に大きな投資がなされてきましたが、これからは病気になる前から病気にならないようにするために、投資するという考え方の必要を同時に感じられます。

滋賀医科大学の矢野裕一郎教授らは、健康経営の会社を対象に大規模調査を実施してまとめておられます。

分析対象は、1,593社(従業員数4,359,834人)であり、従業員の平均年齢は40.3歳、女性比率は25.8%であった。

日本の企業の営業利益と健康関連項目の関係を調査した結果です。その結果、以下の項目は営業利益と正の相関があり、営業利益が高い企業ほど、これらの項目の値が高くなる傾向があることがわかりました。

  • 喫煙者割合:喫煙者の割合が低い企業ほど、営業利益が高い。
  • 睡眠により十分な休養が取れている人の割合:睡眠により十分な休養が取れている人の割合が高い企業ほど、営業利益が高い。
  • 運動習慣者割合:運動習慣者の割合が高い企業ほど営業利益が高い。

また、以下の項目は営業利益と負の相関があり、営業利益が高い企業ほど、これらの項目の値が低くなる傾向があることがわかりました。

  • 医療費:従業員1人当たりの医療費が高い企業ほど、営業利益が低い。
  • 離職者数:離職者数が多い企業ほど、営業利益が低い。

しかしながら、日本人全体の睡眠時間を各国と比較しますと、いまだに、諸外国の最下位6時間10分です。(OECD報告で年変動はあるが、上位国との差異は同じ)

各国睡眠時間

引用元 https://ouraring.com/blog/category/oura-101/oura-in-research/

私たち日本人の目標としてそろそろこのワーストから脱すべき時期にきているのではないでしょうか。

睡眠時間が短いことを自虐的に伝えることを、そろそろ止めにしませんか。しっかりと十分に睡眠を取った企業のほうが、業績が高いという成果が出始めているのですから、そろそろしかるべく時間を眠るように社会全体を動かしていくことが大切ではないでしょうか。

以下は、OECD.org から ChatGTPでグラフにしたものです。一日24時間を何に使っているのかというパート別に分けた内容で、日本は最左の青線に位置します。これをみますと、労働が突出しています。だいたい諸外国と比較して、70-90分ほど多い。その分、無給労働と、睡眠が削られているように見えます。

生活時間比較

生活時間比較

以下の図は、2018年と少し古いデータですが、縦軸が睡眠時間、横軸が一人当たりGDPです。諸外国と比較して、一人当たりのGDPも低いままで、睡眠も削って頑張る日本という姿が垣間見えます。

しかし裏を返すと、諸外国のほとんどは、日本人よりも60-90分も良く寝ており、さらに一人当たりのGDPも高いので、とても効率が良く働いて稼いでいるように見える。よく眠りながら、短時間に働いていることが読み取れます。

つまり、この事実から、睡眠を削って働くというこれまでのやり方そのものが、先進諸国と比較して、だいぶ遅れている考え方であると気づきます。

 

この図は単なる相関関係を示した話であって、(睡眠が短い⇒一人GDPが低い理由にならない)因果の説明になってないと思われた方もいらっしゃることでしょう。私も、当初そう思っていました。ところが、慶応大学の山本教授のご研究により、因果関係について説明をしているように見えます。

調査した会社や対象領域にある社員のデータから、睡眠時間が伸びると、利益率変化(直近・一年後)が高いことを導きだしています。

この事実は、十分な睡眠時間が取れて眠れている方は、日々回復ができているわけですから、一日の活動度も上昇するということで、そうしたコンディションの良い社員が、たくさんいる企業が業績が高まるというのは、ごくごく自然に考えられます。

そして、眠れていないことに対する日本全体の遺失利益を示した報告書もあります。

2016年Rand研究所の発表によると、日本は眠れてないということだけで、20兆円もの損害を被っているという内容です。これは労働生産人口で割ると、労働者一人あたり26.7万円となります。もしも100名の事業者であれば、2670万に相当するため、本来得られたはずの利益であると考えると、とても大きく感じます。

睡眠損失

引用元 https://www.rand.org/pubs/research_reports/RR1791.html

この事実から、睡眠とコンディションへの企業の投資が行われることに繋がると予想できます。

ここまでで、諸外国より1時間以上眠れてない日本は、睡眠時間最下位という状態にあることで、本来創出できた富を遺失する事実を、目にしました。睡眠時間を確保して時間と質の良い睡眠を確保したほうがいいのです。

ここから、私たちができることは何かですが、シンプルに言うと、

**もう1時間余分に眠るです。Let’s Sleep for One More Hour.

more hour sleep

Let’s sleep for one more hour

それが実現されたとき、皆さんが元気になって、日本に活力が戻ってくる。**

自身の睡眠を理解して、生活を改善してみてはどうかと思います。

健康経営とは、従業員の健康を経営戦略の一部として捉え、健康に関する取り組みを積極的に行うことです。健康経営を行うことで、従業員のパフォーマンスや満足度、ロイヤリティが向上し、組織の生産性や競争力が高まります。

健康経営の取り組みの一つとして、睡眠リング(oura)を導入することをおすすめしています。 睡眠リングは、睡眠、心拍数、体温などの健康データを正確に測定することができる指輪型の健康トラッカーです。このようなデータは、従業員の健康状態を把握し、改善するために役立ちます。

睡眠リングは、従業員の健康管理だけでなく、メンタルヘルス管理や組織のエンゲージメント向上にも役立つツールとして活用することができます。従業員に自分の健康データを共有する機能も備えています。これにより、従業員同士や上司と部下などのコミュニケーションやフィードバックが促進されます。これは、従業員のエンゲージメントやチームワークを高める効果が期待できます。

Oura社とパートナーシップを築いてきた取扱店として、私たちは睡眠リング(Oura Ring)の販売に力を入れています。睡眠リング(Oura Ring)は、従業員の健康管理やメンタルヘルス管理、エンゲージメント向上など、様々な用途に活用することができます。

健康経営における睡眠に関するサービスをご要望の方がいらっしゃいましたら、ご相談、お待ちしております。睡眠リングを使って、従業員の健康と幸せを守りましょう。

Let’sleepfor onemore hour

Let’s sleep for one more hour

お問い合わせ|健康情報、未病・医療情報サービスのブロードバンドジャパン株式会社

ブロードバンドジャパン株式会社は、Oura社の代理店です。

ブロードバンドジャパン株式会社は、Ouraの正規代理店です。

Oura社は、高度なセンサー技術を活用して、ユーザーの健康とウェルビーイングをサポートする製品を提供する企業です。特に、彼らは「Ouraリング」という名前で知られる睡眠とアクティビティトラッカーを製造・販売をしており、これによってユーザーは日常生活の中での睡眠の質、アクティビティレベル、リカバリー状態などを詳しく知ることができます。デザインの洗練されたリングは、日常的に着用することができ、そのコンパクトな形状にもかかわらず、心拍数、体温、動きなどの多くの生体情報を正確に計測します。このデータは専用のアプリケーションを通じて解析され、ユーザーが自分の体調や健康状態を最適化するための洞察を得ることができます。Oura社は、この技術を通じて、人々がより健康でバランスのとれた生活を送るサポートをしています。

全世界で、100万個以上の販売実績(2023年春)を有する、ヘルスケアのグローバルリーディングカンパニーです。

活動について

ブロードバンドジャパン株式会社は、これまでに多くのOura製品を取り扱い、皆さんの睡眠をサポートしてまいりました。Oura社の理念、取り組みの指針を深く理解した対応を心がけ、多くの顧客とともに歩み続け、伴走してきました。Ouraの卓越した製品を取り扱うことができることは、私たちにとって大変光栄です。私たちの取り組みを、Oura社に認めて頂けたのは、これまでの生体情報に基づくセンシングへの熱心な対応の結果と考えております。

Oura社は、このように言っています。

💡 Ouraの使命は、健康を毎日の習慣にすることです。当社は、世界で最も信頼されているスマート リングを活用して毎日の健康に関する洞察と傾向を提供し、個人やチームが燃え尽き症候群の予防し、生産性の向上、睡眠と全体的な健康の改善に積極的に取り組めるようにします。

実際、会員の 87% が、Oura を使用してからわずか 1 か月後に健康状態が改善したと報告しています。 (新規会員アンケート N=699人 2022年8月)

日本の皆さんも、ブロードバンドジャパン(株)を通して、Oura について詳しく知ってもらい、皆さんのご健康を最優先にする方法を見つけてくださることを期待しております。

Oura社のデバイスには世界中の生体情報が集まり、その分析と解析は、睡眠を専門とする医学博士、生殖医療をはじめとした優秀なチームにより、日々行われております。私たち日本人の生体センシング結果についても、世界最先端の情報として皆さんと共有し、シェアして参りたいと思っております。

お客様の声

  1. 企業の人事部門からの声: 「従業員のワークライフバランスの向上を目指して、Ouraを社内での健康管理ツールとして導入。従業員の健康と生産性の向上を実感しています。」
  2. 一般のユーザーからの声: 「毎朝、Ouraを通して自分の睡眠の質を知ることができるようになり、日々の生活習慣の改善やストレス管理に役立っています。」「Ouraを使うようになってから、自分の体調や生活習慣の変化を実感することができるようになりました。特に、質の良い睡眠をとることの大切さを再認識し、日常生活の中での改善点を見つけることができるようになりました。」
  3. 大学の研究機関からの声: 「長期間の睡眠データ収集に適したデバイスを探していたところ、Ouraを発見。手軽さと高い精度のデータが、我々の研究を飛躍的に進める手助けとなりました。」「Ouraのデータの精度とユーザーフレンドリーなデザインは、長期の睡眠研究において大変役立っています。これにより、より深いインサイトを得ることができております。」
  4. 医療機関からの声: 「患者様の日常の健康管理をサポートするために、Ouraを導入しました。患者様ごとの睡眠パターンやリズムを詳しく知ることができ、より個別化された健康支援が実現できています。」
  5. トップアスリートからの声: 「トレーニングと休息のバランスは、私のパフォーマンスに直結します。Ouraを利用して、睡眠の質を最適化することで、競技での最高の状態を保てるようになりました。」

これらの声は、Ouraが多岐にわたる分野や背景を持つ利用者にとって、睡眠をうまくとることが大変重要な価値を持つことを示す結果です。

Oura社とともに

Oura社とパートナーシップを築いてきた取扱店として、私たちは今後も睡眠リング(Oura Ring)の販売とそのサポートに力を入れています。睡眠リング(Oura Ring)は、従業員の健康管理やメンタルヘルス管理、エンゲージメント向上など、様々な用途に活用することができます。

一般の方の購入は、ソフトバンクさんのHPから購入ができますので、ぜひとも、こちらより、お買い求めください。

多くの企業が、健康経営の実践をはじめています。また上場企業は、人的資本の開示を求められています。生産性の高い社員としてご活躍頂くには、これから、ますます休む、眠ることに、上手に向き合う必要があります。弊社が、これから日本人の睡眠をご支援をし、サポートしていけるようその一役を担えるように務めて参ります。細かな点まで、日本語でサポートできますから、ご質問なども日本語でお問い合わせください。

“私たちは一人ひとりが、自分の睡眠と向き合い、朝の目覚めが良くなることで、自分の生活が変わることに気づくとともに、自分への想い、仕事への忠誠心が高まることを感じる。” — Hironori Mizuno

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健康経営には、睡眠リングOuraで、社員の睡眠と健康を守る。

社員の皆さま、しっかり眠れていますか?

社員が眠れている企業と、そうでない企業の差はどこに現れてくるでしょうか。

企業の健康経営に対するニーズは企業の規模、業界、従業員の構成などにより異なりますが、一般的に以下のようなニーズが考えられます:

  1. 生産性の向上:健康的な従業員は生産性が高く、病欠や遅刻も少ない傾向があります。従業員の健康を改善することで全体的な生産性を上げることを求めている企業は多いです。
  2. 従業員の健康維持・改善:従業員が健康であることは、長期的には医療費用の節約につながります。また、健康な従業員は長期間働き続けることが可能となり、離職率を下げる効果も期待できます。
  3. リモートワークの健康管理:新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増えた企業では、従業員の健康管理が難しくなっています。自宅での生活リズムの乱れ、適切な休息の取り方、適度な運動量など、リモートワーク特有の健康問題への対策が求められています。
  4. メンタルヘルスの支援:ストレスは従業員のパフォーマンスを大きく左右します。メンタルヘルスの維持・改善に関する取り組みは多くの企業で必要とされています。
  5. 従業員のエンゲージメント向上:健康経営は従業員の満足度やロイヤリティを向上させる手段ともなります。従業員が企業からの支援を感じることで、仕事へのモチベーションや組織へのコミットメントが高まります。

上記のニーズに対して、睡眠リングは具体的な睡眠データを提供することで生活習慣の見直しを促し、結果的に生産性の向上やメンタルヘルスの改善に寄与します。

  1. 生産性の向上

睡眠リング(Oura Ring)は、睡眠の質を向上させ、生産性を高めるために使用できるツールです。睡眠リングは、ユーザーの睡眠をモニターし、睡眠の質に関するデータを提供します。このデータを使用して、ユーザーは睡眠のパターンを特定し、睡眠習慣を改善することができます。睡眠の質が向上すると、ユーザーは、目覚めが良くなり、過ごすエネルギーが充実します。1日を通して、集中力が増すことから、生産性が向上すると考えられます。

睡眠リングは、以下のような方法で生産性を向上させることができます。

  • 睡眠の質を向上させる
  • 睡眠習慣を改善する
  • 目覚めが良くなり、1日のエネルギーレベルが上がる。
  • ストレスが減る方向に向かうことから、集中力が高まる。

睡眠リングは、生産性を向上させるために使用できる効果的なツールです。睡眠の質を向上させることで、ユーザーはよりエネルギーが充実し、集中力が増し、生産性は向上すると思われます。

  1. 従業員の健康維持・改善

睡眠リング(Oura Ring)は、睡眠、心拍数、体温などの健康データを正確に測定することができる指輪型の健康トラッカーです。このようなデータは、従業員の健康状態を把握し、改善するために役立ちます。

睡眠リング(Oura Ring)を使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、Oura Ringは身体的ストレス、睡眠、活動という3つのカテゴリーに分類される測定データに基づいて毎朝「レディネススコア」として表示されます。

これは、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

従業員が健康であることは、長期的には医療費用の節約につながります。また、健康な従業員は長期間働き続けることが可能となり、離職率を下げる効果も期待できます。睡眠リング(Oura Ring)は、従業員の健康管理に役立つツールとして活用することができます。

睡眠スコアとコンディションスコア

期間3年(約1000日)、測定をつづけた被験者(男性)の睡眠スコアとコンディションスコアの散布図を作成しました。

睡眠とコンディションはどう表現されるのか

この図から、これら二つのスコア間には明確な正の相関があることがわかります。

つまり、一般的に「Sleep Score」が高い日は「Readiness Score」も高く、逆に「Sleep Score」が低い日は「Readiness Score」も低い傾向があると言えます。これは、良好な睡眠が体調の良さ(高い「Readiness Score」)に直接的に寄与している可能性を示しています。

睡眠とコンディションの向上は明らか

開始3か月(赤色✕)と直近3か月(青色✕)では、明確に異なる傾向を示しています。

具体的には、最初の3ヶ月間は「Sleep Score」および「Readiness Score」の範囲が広く、これらのスコアが低い日が一定数存在しています。一方、最後の3ヶ月間はこれらのスコアが全体的に高く、範囲も狭まっています。これは、時間の経過とともに睡眠の質や体調が改善された可能性を示しています。

両期間とも「Sleep Score」と「Readiness Score」の間には明確な正の相関があることがわかります。つまり、一般的に「Sleep Score」が高い日は「Readiness Score」も高く、逆に「Sleep Score」が低い日は「Readiness Score」も低い傾向があります。これは、良好な睡眠が体調の良さ(高い「Readiness Score」)に直接的に寄与している可能性を示しています。

睡眠とコンディションがどう改善されたのか?

睡眠リングを装着しはじめた睡眠スコアの3か月(左図)と、直近3か月(右図)の値を示します。

これらの統計量とヒストグラムから、直近の3ヶ月間の睡眠スコアは大体85付近に集中していることがわかります。また、スコアの分布は比較的狭く(標準偏差が約6.97)、個々の日におけるスコアは最初の3ヶ月間に比べて少なく変動していることが示されています。

つまり、直近の3ヶ月間の睡眠スコアは、最初の3ヶ月間に比べて平均的に高く、またその変動も少ないようです。これは、一貫した良好な睡眠習慣を維持している、または睡眠環境が改善されている可能性を示しています。

睡眠リングを装着しはじめたコンディションスコアの3か月(左図)と、直近3か月(右図)の値を示します。

直近3か月のReadinessスコアの平均値と中央値は最初の3か月よりも高く、標準偏差はやや大きいため、
直近の3か月の方がReadinessスコアが一貫して高く、変動が若干大きいことが示されています。

はじめた直後は、ピークが低くばらけています。直近ではばらけ具合が減っています。

睡眠とコンディションは、どう変化したのか

睡眠スコア(開始3か月:最左、直近3か月、左から2番目) コンディションスコア(開始3か月:右から2番目、直近3か月、最右)の箱ひげ図を示します。

1)中央値の線(緑線)が明らかに左よりも右のほうが上昇しており、時間の経過とともに、睡眠の質と体調が、全体的に改善されたことを示しています。 2)睡眠スコアの箱の大きさ(四分位範囲)が小さくなっています。これは変動の幅が小さくなったことから、良好な睡眠を一貫して取れていることを表しています。 3)外れ値(箱から離れる棒、点)が減少しています。時間の経過ととも極端なスコアが出にくくなっていることを示しています。

  1. リモートワークの健康管理

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増えた企業では、従業員の健康管理が難しくなっています。自宅での生活リズムの乱れ、適切な休息の取り方、適度な運動量など、リモートワーク特有の健康問題への対策が求められています。 睡眠リング(Oura Ring)を用いることで、従業員の健康状態を把握し、改善するために役立ちます。

リモートワークにおいて、従業員は自宅での生活リズムの乱れや適切な休息の取り方、適度な運動量など、リモートワーク特有の健康問題に直面することがあります。睡眠リング(Oura Ring)を使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、毎朝「レディネススコア」が表示され、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

在宅勤務者が自ら自身で生活を振り返り、体調を整えるためのツールとして役にたつものと考えております。

メンタルヘルスの支援:ストレスは従業員のパフォーマンスを大きく左右します。メンタルヘルスの維持・改善に関する取り組みは多くの企業で必要とされています。

睡眠リング(Oura Ring)は、睡眠パターンや心拍変動性(HRV)などの生理学的データを測定することができます。これらのデータは、ストレスや不安などのメンタルヘルス問題の兆候を示すことがあります。実際に、国際的な研究チームがOura Ringがうつ病や不安症状を特定するのに役立つかどうかを調査する研究を発表しました1

睡眠リング(Oura Ring)を使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、Oura Ringは身体的ストレス、睡眠、活動という3つのカテゴリーに分類される測定データに基づいて毎朝「レディネススコア」として表示されます2。これは、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

ストレスは従業員のパフォーマンスを大きく左右します。メンタルヘルスの維持・改善に関する取り組みは多くの企業で必要とされています。Oura Ringは、従業員のメンタルヘルス管理に役立つツールとして活用することができます。

5.従業員のエンゲージメント向上

健康経営は従業員の満足度やロイヤリティを向上させる手段ともなります。従業員が企業からの支援を感じることで、仕事へのモチベーションや組織へのコミットメントが高まります。

組織全体の状態を一緒に見ていきます。時間とともに、良く眠れるようになり、朝の目覚めが良くなり、1日のコンディションが高まる人が増えていきます。

そうなっていきますと、組織全体が活性し、人と人とのつながりが増えて、エンゲージメントが高まります。そして、社員一人ひとりが、仕事への満足度が高まり、さらに良い仕事をするほうに自走がはじまります。結果として、組織全体の活性化や生産性の高まりにつながっていくと思われます。

横軸に睡眠スコア、縦軸にコンディションスコアを取ります。ある一定期間のデータですが、これが、時間とともに、これらの一人ひとりの点が、右上に移動していくことが大事です。

健康経営の取り組みに、自身の睡眠を理解して、生活を改善してみませんか?

健康経営とは、従業員の健康を経営戦略の一部として捉え、健康に関する取り組みを積極的に行うことです。健康経営を行うことで、従業員のパフォーマンスや満足度、ロイヤリティが向上し、組織の生産性や競争力が高まります。

健康経営の取り組みの一つとして、睡眠リング(oura)を導入することをおすすめしています。 睡眠リングは、睡眠、心拍数、体温などの健康データを正確に測定することができる指輪型の健康トラッカーです。このようなデータは、従業員の健康状態を把握し、改善するために役立ちます。

睡眠リングを使用することで、従業員は自分の睡眠状態やストレスレベルを把握し、生活習慣の改善に取り組むことができます。また、睡眠リングは身体的ストレス、睡眠、活動という3つのカテゴリーに分類される測定データに基づいて毎朝「レディネススコア」として表示されます。これは、その日の活動に取り組む準備がどれだけできているかを表す数値であり、従業員が自分自身の健康状態を把握し、適切な休息や運動を行うよう促すことができます。

睡眠リングは、従業員の健康管理だけでなく、メンタルヘルス管理や組織のエンゲージメント向上にも役立つツールとして活用することができます。従業員に自分の健康データを共有する機能も備えています。これにより、従業員同士や上司と部下などのコミュニケーションやフィードバックが促進されます。これは、従業員のエンゲージメントやチームワークを高める効果が期待できます。

Oura社とパートナーシップを築いてきた取扱店として、私たちは睡眠リング(Oura Ring)の販売に力を入れています。睡眠リング(Oura Ring)は、従業員の健康管理やメンタルヘルス管理、エンゲージメント向上など、様々な用途に活用することができます。

健康経営における睡眠に関するサービスをご要望の方がいらっしゃいましたら、ご相談、お待ちしております。睡眠リングを使って、従業員の健康と幸せを守りましょう。

睡眠が分かると、生活が変わる

2022年2月19日、ロシアとウクライナの情勢が気になっております。

水野裕識(みずの ひろのり)です。

生体情報の見える化を、OURA社は指輪だけで実現したわけですが、単なる見える化だけで終えてないのが、睡眠リング・OURA社の優位性であると思っています。

健康であるために、人の行動を変容させることは、かなり難しいテーマだと思います。お酒や喫煙には常習性があり、ダメだと分かっていてもやってしまいますし、運動したほうがいいのも、頭では分かっていても、運動を習慣的に行っている人は少ないです。

睡眠リング・OURAがすぐれているのは、世界中から大量の人の睡眠データ、行動データ、心拍データ、心拍変動データを膨大に集めて、それに時間に対応させる行動ラベルを集め続けている点にあると思います。

大量データがあることで、無理に強いることなく、上手に眠るには何をどのようにすればよいか、自然に導かれるという点にあります。それまでのウェラブルデバイスと一線を画すのが、正しい睡眠というビッグデータを経由した、自分ごとのフィードバックループに導かれるのです。ここポイントです。残念ながら、日本の生体IoTを考えるときに、この視点が根本的に欠落しているのです。

大事なのは、新しいプロダクトの社会実装です。良いプロダクトであるならば、それを広く使ってもらって、そこからのデータを蓄積して、それをまた社会に還元する仕組みこそが、デジタルだからできる有意性であると、理解をしたうえで、話をつぎに進めたいと考えます。人々に使って頂き、データからわかることを、一人ひとりに還元するディジタルモデルが、求められています。社会を通した大きなフィードバックループを廻す世界観のつくったほうが、社会の声が反映されているので、日本社会にとって少しずつでも良い流れになっていくと思います。(話が少しそれました)

大きく3つのスコアがメインボードに表示されます。睡眠スコア、準備スコア、活動スコア(どれも0-100であらわされる指標)では、うまく眠れない人は睡眠スコアが50-60台にとどまったままになっています。

まずは、この3つのスコアを70以上、できれば80以上にできると、睡眠が上手くとれていて、朝の起き掛けからエネルギーに満ち溢れて、そして、日々の疲れから解放されていくことでしょう。

テレビCMをみると、何かすぐにドリンクや薬剤を飲ませようとする傾向が多々みられますが、じつはOURAリングに従って、睡眠圧を誘導させられるように意識がむかい、そういう行動が取れれば、日中のパフォーマンスは必ず向上するものと思います。

睡眠リング・OURAは、体温を24時間(24時間*60点、1440点)を測り続ける。睡眠リング・OURAは、COVITに掛かったときの体温変動には大変敏感であり、+0.5度などすぐにわかるので、アプリメッセージ上には、身体を休めようというメッセージをうけて、アイドルを促すようにできる工夫されています。

女性の体温変動も、年齢とともに、体調に合わせて、違ってくる、一人ひとり違っているわけですが、上記のサンプリング数(一日1回寝起きの体温はかりましょうとはまったくレベルが違う)からの推定精度がとても高いことから、女性の体温管理、一人ひとりの体調管理の精度も素晴らしい。

女性の体調を、体温変動という面から診てさしあげられます。PMS、ひとに言えない状況などを、上記のスコアなどともその人自身のパフォーマンスを推定することもできるから、いま以上に一段と女性に寄り添える社会の実現にもつながっていくだろうと思えています。

いまフェムテックなど女性を支援する動きにも注目が集まりつつありますが、睡眠リング・OURAもこの流れに確実に乗ってくること思います。私たちも展示なりする機会があれば対応してみたいと思っています。

『睡眠が分かれば、生活が変わる』

本サービスに興味がある方は、水野(hm@bbjpn.com)まで、ご連絡お待ちしております。

 

あなたは朝方か、それとも夜型か( 国立精神・神経医療センター精神保健研究所の睡眠・覚醒障害研究部のアンケートから)

3連休です。
夜間の気温も20度前半なら、良く眠れますね。すっかりと秋らしくなってきました。
冷房のスイッチに手をかけることがなくなってきましたね。
水野裕識(みずのひろのり)です。

国立精神・神経医療センター精神保健研究所の睡眠・覚醒障害研究部が提供しているアンケートをやってみました。
あなたは、朝方タイプ、それとも夜型タイプであるかをチェックシートに回答するだけで判定してくれます。

睡眠に関するチェックシートはこちらからどうぞ。
質問への回答はだいたい5分もあれば十分でしょうか。結果も、その場で戻してもらえます。

私の結果です。
かなりの朝方であることが分かります。
20-30歳代はたぶん中間型であったでしょうが、年を重ねた分だけ、朝方に移動してしまったという感じです。

仕事時間のピークパフォーマンスを尋ねられます、これらの質問は明らかに午前に偏っていました。
自分の仕事のピークは、朝から昼にあるのかなと、自覚した次第です。

じつは、ここ数年、夜早く寝て、朝早く起きるという生活をしています。
それもそのはず、室内のカーテンをあえて外し、太陽光とともに起床するというスタイルをとっているのです。

私自身の経験ですが、これはかなり強力なやり方をしていると思っています。
体内時計を、なかば強制的に太陽の運行通りに従わせているようにしています。
その結果、概日性(サーカディアンリズム)を、整えたといいますか、整えられた(笑)という感じです。

人間本来のやりかた(正しいかどうかはわかりませんが)太古のリズムに合わせてしまえとばかり、
太陽とともに起き、太陽とともに寝るという生活を続けているのです。
とくに東向きの開放性のある窓に向かって寝ているので、早朝のしらじらと空ける朝もほぼ毎日のように体験しています。

これが良いやり方であるかどうかは、わかりませんが(専門の方から一度お聴きしてみたい)
少なくとも日中眠いことはほぼない(そういえば電車に座っても最近は眠らない)と思っています。
また睡眠負債のようにお休みの日に睡眠を余計にとるということもないようなので、
これはこれで、いいのでしょうと勝手に思い続けて、続けております。

3連休も残り2日、しっかりと寝ることで、身体を休めたいところです。